イライラ玉転がしアクション『AtmaSphere』Steamにて期間限定で無料配布中
Mazen Gamesは4月17日、アクションゲーム『AtmaSphere』の無料配布を開始した。配布期間は4月24日2時まで。

デベロッパーのMazen Gamesは4月17日、アクションゲーム『AtmaSphere』の無料配布を開始した。配布期間は4月24日2時まで。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は定価税込470円のタイトルである。期間中にアカウントに追加しておくと、配布終了後も無制限にプレイすることが可能だ。
『AtmaSphere』は、ステージクリア型のボール転がしゲームだ。プレイヤーはBallardと呼ばれる金属球を操作して、最愛のBallerinaの家に辿り着くことが目的となる。各ステージは細い足場で構成され、飛び出すトゲの罠や動く足場などさまざまなギミックが存在。ギミックの動きを見極め、足場から落ちないよう精密なボールコントロールが重要となる。
各ステージには5色のダイヤモンドが配置されており、すべてのダイヤモンドを収集したうえでゴールに辿り着くことがクリア条件となる。ダイヤモンドは箱などのオブジェクトに隠されていることもあり、物理演算を活用して、箱を動かしたり壊したりすることも必要だ。また、ステージ上には多数のコインも配置されており、こちらは収集することで実績解除可能なチャレンジ要素となっている。全30ステージが用意され、先に進むほど挑戦的なギミックが待ち受けているという。なお、足場から落ちた場合はチェックポイントから何度も復帰することが可能だ。


本作は2018年に配信され、Steamユーザーレビューは274件のうち75%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。しかしながら、無料配布後も含む直近30日間のレビューでは64件のうち46%が好評とする「賛否両論」ステータスとなっている。ビジュアルスタイルや物理演算も加味した操作性などは評価されつつも、ステージクリア状況がセーブされない、収集したコインが消えずに残る、実績が解除されないといった不具合が指摘されている。筆者も同様の不具合に遭遇したため、発生頻度は高いようだ。
なお、これらの不具合はユーザーにより対処方法が投稿されている(Steamガイド)。2020年のバージョンにダウングレードする手順となっており、実施することで進行状況のセーブや実績解除も可能になるとのことだ。ダウングレード自体はSteam公式に用意された機能ではあるものの、古いバージョンでプレイすることは推奨されていないため自己責任であることは留意されたい。
ちなみに、本作の続編となる『AtmaSphere 2』が2024年8月にリリースされており、5月1日まで80%オフのセールもおこなわれている。ジャンプアクションやスキン変更機能などが追加されているため、『AtmaSphere』プレイ後にパワーアップした続編をプレイするのもいいだろう。
『AtmaSphere』はPC(Steam)向けに4月24日2時まで無料配布中。通常価格は定価税込470円だ。