『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』発表、7月25日発売へ。打越鋼太郎氏手がける高評価ミステリーにスピンオフが来る

スパイク・チュンソフトは3月27日、『伊達鍵は眠らない - From AI:ソムニウムファイル』を発表した。『AI:ソムニウムファイル』シリーズの新作となるスピンオフだ。

スパイク・チュンソフトは3月27日、『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』を発表した。対応プラットフォームは、Nintendo Switch/PC(Steam)で、7月25日発売予定。価格は税込5478円となる。発表に合わせて動画や公式サイトが公開されている。

『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』は、『AI:ソムニウムファイル』シリーズの新作となるスピンオフだ。『AI:ソムニウムファイル』は、スパイク・チュンソフトより2019年9月に発売された本格アドベンチャーゲームである。主人公の伊達鍵は、右目に人工知能搭載の義眼を嵌めている、警視庁の先進的な捜査部隊に所属する捜査官だ。同作の東京では、遺体の左目がない奇妙な殺人事件が発見。AIのアイボゥと共に失った記憶と因縁の殺人犯を追いかける、大きな殺人事件の顛末が描かれていた。

同作は記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー7758件中91%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。2022年6月には『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』が発売されるなど、高い評価を集めてきた。同シリーズでは打越鋼太郎氏がシナリオなどを担当している点も特徴だろう。


本作『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』では、特殊捜査官の伊達鍵とアイボゥは、謎の脱出ゲームに閉じ込められたイリスの行方を追っていくようだ。

本作では「第2サイクロプス連続殺人事件」が解決した後のある日、イリスがUFOにさらわれて危険な脱出ゲーム「The Third Eye Game」に参加させられてしまう。一方、都内では異様な装置が発見。棺のような装置に貼り付けられたメモには「psync me」なる謎の言葉が記されていた。

伊達とアイボゥはイリスの消息を追い、存在するはずのないUFOにまつわる事件を調査する。ゲームプレイとしては、イリスの知り合いから脱出ゲームについて聞くなど、まずは情報を集めていくようだ。またゲームパートとしては、被験者の夢の世界を調査するソムニウムパートや密室のギミックを突破する脱出パートが存在。脱出や夢世界の調査も含めて、真実へと辿り着こうとする。『AI:ソムニウムファイル』シリーズのスピンオフとして、伊達鍵とアイボゥの新たな活躍が描かれるのだろう。なお本作は、ディレクター/シナリオ執筆を山田和也氏が担当。打越鋼太郎氏はシナリオ監修として携わっているそうだ。

伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに、価格は税込5478円で7月25日発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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