AIと共同生活ライフシム『AI Roommate: Life with an Artificial Companion』Steam版発表。“どんどん仲良くなれる”AIルームメイトと会話しつつ、時にはお出かけ

Raetae Studiosは3月17日、『AI Roommate: Life with an Artificial Companion』のSteam版を発表した。本作は2024年9月、Meta Quest向けに早期アクセス配信されていた、AIルームメイトと仲を深めていくゲームだ。

デベロッパーのRaetae Studiosは3月17日、『AI Roommate: Life with an Artificial Companion』(以下、AI Roommate)のSteam版を発表した。2025年4月の早期アクセス配信を予定している。

『AI Roommate』はライフシミュレーションゲームだ。本作ではAIを搭載したルームメイトとともに生活する。プレイヤーはAIのルームメイトに対し伝えたいことを入力すると、AIが内容を判断し、生成された音声ダイアログで反応を返す。そうしてAIルームメイトとの仲を深めていく。

AIルームメイトとの関係はプレイヤー次第で変動するという。また長く過ごしていくなかでは、ルームメイトが過去に交わした会話を記憶。どんどんAIが進化していき、より自然に、より親密な関係での会話を楽しめるそうだ。

ルームメイトは4人のなかから選ぶことができ、その外見もカスタマイズすることができるという。服装は25種類以上、ヘアスタイルは8種類用意されているといい、プレイヤーの好みに合わせて“理想のルームメイト”とコミュニケーションすることもできるだろう。

そして本作ではAIルームメイトと会話するだけでなく、外に出てNPCと交流することもできるようだ。本作世界では昼夜によって街の様子もかわり、近所の人との会話や、地域の動向も知ることができる。さらに、ルームメイトを連れて映画館やプールを訪れることも可能。NPCが集まるDJパフォーマンスといったイベントごとも用意されており、多彩な交流を楽しめるようだ。

本作はもともとMeta Quest向けに2024年9月に早期アクセスタイトルとして配信されていた。英語以外でのレスポンスの遅さや、一部環境でのクラッシュなどが指摘されつつも、VR空間でAIのルームメイトとやりとりできる体験が一定の評価を獲得。そんな本作がSteam向けにも登場するかたちだ。

なお早期アクセス配信としては少なくとも1年の期間を見積もっており、期間中はAIの改善、新しいインタラクションの追加を予定している。近所でのアクティビティやルームメイトとのやりとりなど、継続的に交流要素の追加/強化をおこなっていく方針のようだ。

『AI Roommate』Steam版は2025年4月に早期アクセス配信予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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