『CoD: Black Ops』シリーズの開発率いたベテラン開発者、新スタジオを“再設立”。PlayStation Studiosとして再起を図る

Treyarchで『Call of Duty: Black Ops』シリーズの開発を率いていたJason Blundell氏は、PlayStation Studiosの一員として新スタジオを設立したことを明らかにした。

かつてTreyarchで『Call of Duty: Black Ops』(以下、CoD: BO)シリーズの開発を率いていたJason Blundell氏は、新スタジオDark Outlaw Gamesを設立したことを明らかにした。Eurogamerなどが伝えている。

Blundell氏はTreyarchの共同設立者であり、2020年まで同スタジオに在籍。『CoD: BO』シリーズの第1作および第2作のエグゼクティブプロデューサーを務め、第3作のディレクターを担当していた。Treyarchの退職後は、同じく『CoD: BO』第1作および第2作でディレクターを務めたDave Anthony氏と共にDeviation Gamesを共同設立。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)とのパートナーシップのもとで新作開発が進められていたものの、Blundell氏は2022年に退職。そしてDeviation Gamesは2024年に閉鎖となった(VGC)。


その後、Blundell氏が元Deviation Gamesのスタッフと共に新スタジオを設立したという噂が報じられていた(Eurogamer)。このたびジャーナリストのJeff Gerstmann氏による上述のインタビュー動画で、Blundell氏が新スタジオの設立を認めた格好だ。スタジオ名はDark Outlaw Gamesで、PlayStation Studios傘下のスタジオだという。

SIEとのパートナーシップでゲームが開発されたものの、日の目を見ぬまま閉鎖となったDeviation Games。そんな同スタジオを率いたBlundell氏が元スタッフと共にPlayStation Studiosの一員として新スタジオを立ち上げ、再起を図っているのは興味深い。なおDark Outlaw Gamesは現状まだスタッフ募集中だそうで、どのようなプロジェクトに取り組んでいるのかも明かされていない。ベテラン開発者であるBlundell氏がどのような新作を手がけるのか、続報も注目される。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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