高難度ステルスホラー『シシテナオ-Even in Death-』3月21日配信へ。異形の特性を見極めてやり過ごす、容赦なしグロ異界探索

無限堕落(Mugen Daraku)氏は3月16日、『シシテナオ-Even in Death-』を3月21日にリリースすると告知した。陥人と呼ばれるクリーチャーが蔓延る異界を探索する、高難易度の2Dステルスホラーアクションゲームだ。

無限堕落(Mugen Daraku)氏は3月16日、『シシテナオ-Even in Death-』を3月21日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。体験版も公開中となっている。

『シシテナオ-Even in Death-』は、クリーチャーの徘徊する世界を少女が探索していく、高難易度の2Dステルスホラーアクションゲームである。本作の主人公である少女は、気がつくと異質な世界にやってきていた。周囲に人の姿は見当たらず、何かがおかしい。まずは周囲の探索を始めた少女は、行く先で陥人(オチビト)と呼ばれる奇妙なクリーチャーと遭遇。陥人をやり過ごしながら、不気味な異界で進むことになる。クリーチャーの徘徊する世界を生き延びる、ステルスホラーアクションが繰り広げられる。


主人公の少女は、異形の存在である陥人たちの特性にあわせて行動し、異質な世界を生き残っていく。本作に登場するクリーチャー・陥人は、それぞれ異なる特徴をもっている。たとえば、音拾いは聴覚で人間を索敵してくる。ワタノバシは、言葉を発しながら歩き回り、人間を見つけると追いかけ回して発狂させる。プレイヤーは彼らの特徴を踏まえて行動。音拾いが耳を澄ませている時にはしゃがんで移動したり、ワタノバシに対しては視界に入らないようにしたりなど、彼らの動きを見極めながら進んでいく。異形の特性を理解した上で見つからないように動く、トライ&エラーが求められる高難易度のステルスアクションになっているそうだ。

また本作には、主人公の少女などにボイスが用意されている。演出面では、2Dの背景や徘徊する化け物たち、不気味な話し声や効果音などが、プレイヤーに緊張感をもたらすという。グラフィックや音の表現も含めて、異形たちの徘徊する世界での緊張感のある探索が繰り広げられるのだろう。

本作は、無限堕落(Mugen Daraku)氏が制作している。同作は、イベント「DREAMSCAPE #2」への出展や、2024年10月の体験版公開などを経て開発が進められてきた。同氏のX(旧Twitter)アカウントによると、ゴリ押しの効かないステルスアクションゲームになっているという。ゲームプレイでは、しっかり異形の行動を見極めて進む必要がありそうだ。また本作では、BGM作曲者の中村修人氏がBGMの一部などを担当。主人公の声は、日和みか子さんが演じているそうだ。

『シシテナオ-Even in Death-』は、PC(Steam)向けに3月21日リリース予定だ。またSteamでは、団地エリアまでが遊べる体験版が配信中となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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