ポケットペア手がけるサンドボックス『クラフトピア』春の大型アプデで「殺戮ドローン」など新要素どっさり。自動種まきロボや養殖場実装のほか、敵への弱点属性追加も

ポケットペアは3月14日、『クラフトピア(Craftopia)』Steam版にてアップデートを配信した。属性や弱点属性などが追加されたほか、多数のバランス調整なども実施されている。

国内のゲーム開発会社ポケットペアは3月14日、『クラフトピア(Craftopia)』Steam版にてアップデートを配信した。同作は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに配信中。「スプリングアップデート2025」では、属性や弱点属性などが追加。多数のバランス調整なども実施されている。

『クラフトピア』は、狩り・農業・ハクスラ・建築・自動化といった多数の要素を内包した、マルチプレイ対応のオープンワールドサバイバルアクションゲームである。本作は『パルワールド』なども手がけるポケットペアが開発し、2020年10月に早期アクセス配信が開始された。2023年10月に実施されたシームレス化を含む大規模アップデート後は、マップ形状が広大なオープンフィールドへと変化。一つの巨大なマップ上で資源の収集や拠点の建築、敵との戦いなどが可能となっている。記事執筆時点で、Steamのユーザーレビューでは1万7693件中76%の好評を得てステータス「やや好評」を獲得。プレイヤーの研究によって生まれたバグや独特な仕様を活かしたテクニックや、開発側がそうした研究に寛容な姿勢も特徴だろう。

「スプリングアップデート2025」では、まず敵に弱点属性が追加された。属性は、炎/雷/氷3種類となっており、敵の弱点属性で攻撃すると通常より大きなダメージが与えられるという。またあわせて、多数の武器などに属性が付与。属性をもったゴブリン、グレムリン、ウィザードを倒すと、新たな武器がドロップするようになったとのこと。敵にあわせて上手く属性を使うと、有利に立ち回れるようになったわけだ。

生活関連では、新しく漁獲系アイテムが登場しており、魚の養殖が可能となっている。新アイテム「養殖場」を設置し、増やしたい魚と対応したランクの餌を入れると、魚が増やせるようだ。新しい農業自動化アイテムとして、種まきロボやスプリンクラーロボ、増えすぎた家畜を殺戮する「殺戮ドローン」など、自動化ロボットもいくつか追加されている。新アイテムとしては、本気のアヌビスと戦える「殺る気スイッチ」も登場しているそうだ。

また改善やバランス調整などでは、現在のフレームレート(fps)を表示するコマンドが追加された。「マイアズマ湿原」と「インフェルノ火山」へのワープポータル追加や、マップピンアイコンの命名機能、カメラズームボタンの追加なども実施。図鑑内の設計図納品目標が最大1個になり、 ボス「インフェルノホエール」との戦いが遊びやすくなるなど、多数の改善も実施されている。パフォーマンス改善として、 なおバランス調整や機能改善は多岐に及んでいるため、公式のパッチノートなどを確認してほしい。

クラフトピア』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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