四次元空間パズルゲーム『PARALLEL RIFT』Steamにて3月12日配信へ。世界に存在する「謎のW軸」を移動してゴール探索

アンダードア(UnderDoor)氏は3月11日、『PARALLEL RIFT』を3月12日Steam向けにリリースすると発表。本作は四次元空間を攻略するパズルゲームで、W軸なる軸を移動させつつ出口を探すそうだ。

個人開発者のアンダードア(UnderDoor)氏は3月11日、『PARALLEL RIFT』を3月12日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページ上では、スクリーンショットなどが公開されている。

『PARALLEL RIFT』は、三次元の断面として表現された四次元空間を攻略する、四次元パズルゲームだ。本作の世界には、三次元空間の座標を表すX軸、Y軸、Z軸に加えて、謎のW軸が存在している。プレイヤーは三次元空間上での移動と、W軸方向への移動によって、三次元空間の連なった世界を移動。認識できない新たな方向への移動によって、四次元空間内に存在するゴールを目指していく。カジュアルな一人称パズルで、新たな方向が体験できるそうだ。

本作では四次元の空間が三次元の断面として表現されている。三次元の空間上には、不可能な困難が存在。四次元空間上のどこかにゴールがあるものの、たどり着けない状態になっているようだ。

そこで本作ではW軸への移動を駆使する。公開されている動画では、何もなかったところに階段や廊下が出現したり、あったものがなくなったりなど、空間そのものが変化する様子が確認できる。謎のW軸方向への移動によって、認識できる三次元空間を変化させることで、ゴールへ辿り着くのだろう。三次元の移動とW軸方向の移動を駆使する、四次元空間上での1人称パズルが繰り広げられる。

本作は、個人開発者のアンダードア氏が手がけている。過去作としては『変死体58番』『音信』『傀儡の宿 – Kairai Inn -』など、ホラーゲームやクリーチャーと戦うゲームなどを制作してきた。2024年12月に配信された前作『廃層』では、記事執筆時点で、Steamのユーザーレビュー8件中100%の好評となっている。

本作は2025年1月頃から開発がスタート。X(旧Twitter)上では、奇妙な四次元空間を映した開発中の動画がちょっとした注目を集めてきた。2月のSteamストアページ公開後も開発が続けられてきたが、今回リリース日が決定したようだ。

『PARALLEL RIFT』は、PC(Steam)向けに3月12日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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