『モンスターハンターワイルズ』Steamプレイヤー数もう「約100万人」到達。マッハで『ワールド』の最高記録を超え、現在Steamのトップに君臨
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カプコンは2月28日、『モンスターハンターワイルズ』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。Steam版は本日14時にプレイ可能となったが、早くも非常に多くのプレイヤーが殺到している。
本作は、ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズ最新作だ。舞台となるのは、ギルドが調査したことのない未踏の領域「禁足地」。フィールドでは荒廃期、異常気象、豊穣期の3つの季節が移り変わるほか、さまざまな生物が生態系を形作っている。
ゲームプレイにおいては新たな仕組みとして、ライドモンスターである「セクレト」に武器を運ばせてフィールド上で2種類の武器を切り替え可能。また敵に付けた傷口や弱点を狙いやすくなる新アクション「集中モード」なども用意されている。
そんな本作は、本稿執筆時点でSteamの同時接続プレイヤー数は約100万人を記録(SteamDB)。プレイヤー数は増加し続けており、週末にかけてどこまで伸びるかも注目されるところだろう。ちなみにSteamでのシリーズ過去作の最大同時接続プレイヤー数記録としては、『モンスターハンター:ワールド』が33万4684人、『モンスターハンターライズ』が23万1360人となっており、両作の記録を早くも大きく抜き去っている。
また本作は、現時点のSteamの同時接続プレイヤー数ランキングでトップに君臨。2位の『Counter-Strike 2』の同時接続プレイヤー数である約72万人を大きく上回っている。なお同作は欧米圏で特に人気が高く、欧米圏のアクティブユーザー数が増加する深夜帯のランキング状況も注目される。
『モンスターハンターワールド』を皮切りにSteamでも大人気を博すタイトルとなった『モンスターハンター』シリーズ。ちなみにこれまでのシリーズはコンソール向けに先行発売され、Steam向け展開は時間を経ておこなわれてきた。一方で本作は初のコンソール/Steam同時発売作品。SteamDBによるウィッシュリストランキングでは長らく1位に君臨し続けており、デモ版でも非常に多くの同時接続プレイヤー数を集めるなど、注目度の高さもうかがえた。ついに発売を迎え、圧倒的なロケットスタートを切っている格好だ。
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なお本作では発売後も無料タイトルアップデートで新たなコンテンツが実装されていく見込み。第1弾は4月上旬に実装予定で、追加モンスターとなる「タマミツネ」のほか、エンドコンテンツも拡充されるという(関連記事)。発売後の新展開に伴うプレイヤー数増加も含めて、今後の盛り上がりも注目される。
『モンスターハンターワイルズ』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。