スタイリッシュ「モップ」アクション『Mop Skater』3月4日リリースへ。スケボーのような華麗なトリックを、モップで

yoopiepoopie氏は3月4日、『Mop Skater』をPC(Steam)向けにリリースする。本作はモップを操作してトリックを決めるアクションゲームだ。

個人ゲーム開発者のyoopiepoopie氏は3月4日、『Mop Skater』をリリースする。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Mop Skater』はモップが滑ってトリックを決めるスタイリッシュなアクションゲームだ。プレイヤーはモップそのものとなり、汚れた床を滑ってきれいにしていくことになる。床をきれいにするほどスコアが計上されていくが、スタイリッシュなトリックを決めると一気に高得点を獲得することも可能。そうしてスコアを稼ぐうちに新しいステージやモップのカスタマイズが解禁されていき、さらにスタイリッシュに掃除することができるようになっていく。

本作においてプレイヤーはモップである。ステージの床は汚れているため、当然ながら床を滑るうちに、洗浄力を失っていく。汚れたモップのままではいくら滑ってもスコアを獲得できないわけだ。ステージの各所に石鹸の泡のようなものが撒かれているため、ときどきこの泡を通過して洗浄力を回復する必要がある。また、ステージにはC・L・E・A・Nのアルファベットが存在しており、これらを集めることでもハイスコアを獲得することができるとされている。

ゲームモードは「classic」「precision」「free mop」の3つがあるようだ。本稿執筆時点で詳細は明かされていないものの、おそらく「classic」はステージクリア型の基本的ゲームモード、「precision」(正確さ・精密さといった意味)は特定のアクションを正確に実行するチャレンジ、「free mop」は好きなステージを自由に掃除できるモードになると思われる。

モップがスケートボードのようにスタイリッシュにトリックを決めるかっこよさや、モップがひとりでに動くシュールさが評判となったためか、TikTokのトレイラーは多いもので本稿執筆時点で100万回を超える再生数を記録している。もっとも再生されているものではモップが壁を滑る様子を紹介しており、自由でスタイリッシュな掃除が楽しめることが期待される。

本作を開発したyoopiepoopie氏は、オランダのハーグに拠点を置く個人のゲーム開発者だ。『Mop Skater』以前には、オープンワールドの猫探しゲーム『Finding Mosey』をリリースしている。同作の開発に際してはKickstarterでクラウドファンディングを行い、2万ユーロ(約310万円)を超える資金調達にも成功していた。なおyoopiepoopie氏はゲーム開発者である一方でプロの音楽プロデューサーの肩書も持ち、音楽も自ら作曲しているようだ。また、猫が好きなようで、新作である『Mop Skater』にも猫の姿を確認できる。猫に関連した思わぬ隠し要素も用意されているかもしれない。

『Mop Skater』はPC(Steam)向けに3月4日リリース予定。本稿執筆時点で価格は未定。ゲーム内は日本語表示に対応している。

Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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