Nintendo Switchの修理価格が若干値上げ、部品の価格高騰を受けて。Switch 2まで待つかどうか
有機ELモデル・通常モデル・Liteそれぞれで、Nintendo Switch本体の修理価格が1100円増加。
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任天堂は2月26日、同社が販売するNintendo Switchの修理価格を改定することを発表した。改定後の修理価格は1か月後の3月26日より適用される。全体的には若干の値上げという印象だ。
サイトページによると、有機ELモデル・通常モデル・Liteそれぞれで、Nintendo Switch本体の修理価格が1100円増加。たとえば、CPU基板の修理価格は1万3200円から1万4300円へと上がっている。ディスプレイも1100円値上げ。CPU基板、有機ELディスプレイ以外の部品も同様。Joy-Conの修理価格は2200円から2860円へと引き上げられ660円増加している。なお、Proコントローラーやドックの修理価格は据え置きとなっている。
任天堂は、今回の改定の原因を「修理部品の価格高騰」としている。今日の円安の状況を受け、日本国内では物価が上昇している。今回も値上げに踏み切ったとされる。また世界的な半導体不足について、徐々に解消に向かっているとされつつも、不安定な世界情勢から考えると当面は気が抜けない。
今年の1月16日には、任天堂の最新ハードとしてNintendo Switch 2がお披露目。2025年中の発売が予定されている。Nintendo Switch 2には前世代と基本的な互換性があるとされているので、壊れた場合にはそれを買うのも手ではある。
今回の改定実施までにはあと1か月あるため、修理を検討しているユーザーは3月26日までに依頼するのが良さそうだ。