“MMOの美味しいとこだけ”協力プレイARPG『Fellowship』プレイテスト、すぐさま1万6000人以上集う。Steam Nextフェスでトップクラスの大盛況

Arc Gamesは2月25日、『Fellowship』のパブリックプレイテストを開始した。マルチプレイヤーオンラインダンジョンアドベンチャー(MODA)と標榜された4人協力プレイ型のゲームだ。

パブリッシャーのArc Gamesは2月25日、『Fellowship』のパブリックプレイテストを開始した。対象プラットフォームはPC(Steam)。さっそく多数のプレイヤーが集い、賑わいを見せている。

本作は、マルチプレイヤーオンラインダンジョンアドベンチャー(MODA)と標榜された4人協力プレイ型のゲームだ。MOBAのほか、MMOやアクションRPGの要素が組み合わさっている点が特徴としてアピールされている。プレイヤーは、タンク/ヒーラー/ダメージディーラー(DPS)にロール分けされたキャラから使用キャラを選択し、ダンジョンに挑む。


ゲームプレイは3DアクションRPGとして展開。クールタイム付きのさまざまなスキルを発動しながら、敵を倒していく方式だ。ダンジョンにはボスもおり、各種ボスに用意されたギミックにも対処しつつ、ダンジョンの踏破を目指す。そしてダンジョンクリア時に獲得できる戦利品でキャラを強化。キャラの強さやレベルに応じて難しくなるダンジョンへの挑戦を繰り返すのだ。

今回Steam Nextフェスの開幕にあわせて、本作のパブリックプレイテストが開始された。さっそく高い人気を博しており、ピーク時には1万6000人以上を記録(SteamDB)。今回のSteam Nextフェスにおいて、本稿執筆時点でトップクラスの賑わいを見せている。

本作を手がけるのはスウェーデンに拠点を置くChief Rebel。『World of Warcraft』(以下、WoW)のほか、『Diablo』などさまざまな人気シリーズの開発に携わったベテランが在籍しているスタジオだそうだ。本作は同スタジオの初開発作品として、従来のMMOのプレイ体験を近代化することを目的にプロジェクトが始動。「MMOやARPGの醍醐味となるエンドゲームダンジョンに最初から飛び込めるゲーム」というコンセプトで開発されているという。

そんな本作は昨年8月に発表され、同月にはクローズドアルファテストも実施。YouTubeの発表トレイラーは本稿執筆時点で再生回数36万回を記録しており、新規IPとして大きな注目を集めていた。特にゲームシステムや世界観の類似性から、『WoW』のプレイヤーからは大きな期待を寄せられていたようだ。

今回のパブリックプレイテストでも、YouTubeやTwitchにて『WoW』などのコンテンツクリエイターによる『Fellowship』プレイ動画配信が賑わいを見せている。そうして、MMOファンを中心とした注目が、エンドゲームダンジョンへの参入障壁を取り払った本作のコンセプトなどに集まり、パブリックプレイテストの盛り上がりに繋がっている格好だろう。

なおパブリックプレイテストは日本時間3月4日3時まで実施予定。今回のテストでは、タンク2人、ヒーラー2人、DPS 2人の計6人のキャラが実装されている。また前回のクローズドアルファテストのフィードバックを受けた各種改善もおこなわれているそうだ。現時点では英語のみの対応となるものの、将来ローカライズ言語の追加も予定されているとのこと。日本語に対応予定かどうかは不明ながら、続報にも注目したい。

『Fellowship』はPC(Steam)向けに開発中。パブリックプレイテストは日本時間3月4日3時まで実施予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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