四次元探索パズルゲーム『PARALLEL RIFT』Steamにてお披露目。「W軸移動」によって地形が変化していく中ゴールを目指す、超感覚パズル

アンダードア(UnderDoor)氏は2月19日、『PARALLEL RIFT』のSteamストアページを公開した。四次元空間を移動してゴールを目指す、四次元パズルゲームだ。

個人開発者のアンダードア(UnderDoor)氏は2月19日、『PARALLEL RIFT』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに3月リリース予定。ストアページ上では、動画やスクリーンショットなどが公開されている。

『PARALLEL RIFT』は、三次元の断面として表現された四次元空間を移動してゴールを目指す、四次元パズルゲームだ。本作の舞台となる四次元には、三次元空間の座標を示すX軸、Y軸、Z軸に加えて、時間軸だと思われるW軸が存在している。本作ではそんな四次元空間を三次元の断面として表現。プレイヤーはカジュアルな一人称パズルとして、認識できない新たな方向を体験できるという。


三次元の断面として認識する四次元空間上には、一見不可能に見える困難が待ち受けているようだ。動画やスクリーンショットなどでは、階段が途中で途切れている様子などが確認できる。本作ではそうした困難に対して、W軸の移動を活用。階段や床を出現させたり、空間を変形させたりなど、W軸方向に連なった空間の移動によってステージのクリアを目指すのだろう。三次元の移動とW軸方向の移動を駆使する、四次元空間を舞台とした一人称パズルが繰り広げられる。

本作は、個人開発者のアンダードア氏が手がけている。過去作としては、『変死体58番』『音信』『傀儡の宿 – Kairai Inn -』など、ホラーゲームやクリーチャーと戦うゲームなどをリリースしてきた。2024年12月にリリースされた前作『廃層』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー7件中100%の好評を獲得している。

同氏のX(旧Twitter)アカウントを見る限りでは、本作『PARALLEL RIFT』は2025年1月頃から開発がスタート。W軸の移動によって空間やオブジェクトが変形していく、不思議な四次元の様子などが公開されてきた。同氏のこれまでの作品とは作風が異なる点も特徴だろう。

『PARALLEL RIFT』は、PC(Steam)向けに3月リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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