無限スキーゲーム『SNØ: Ultimate Freeriding』Steamで絶賛集まる。ただひたすら雪山を滑り降りる、斜面自動生成スキーし放題ゲーム

Studio Gauntletは2月18日、『SNØ: Ultimate Freeriding』をリリースした。本作のユーザーレビューには、早くも多くの好評が寄せられている。

ノルウェーのインディーゲームスタジオStudio Gauntletは2月18日、『SNØ: Ultimate Freeriding』(以下、SNØ)をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作のユーザーレビューには、早くも多くの好評が寄せられている。

『SNØ』は雪山の斜面をスキーで滑り降り、障害物すれすれを通ったりトリックを決めたりしてハイスコアを目指すアクションゲームだ。プレイヤーはランダムに生成される無限の斜面をただひたすらに滑り降りる快感を味わうことができる。


ゲームは非常にシンプルである。ゲームをスタートし、雪山を滑る。これが全てだ。ハイスコアを競うリーダーボードこそあるものの、オンラインのマルチプレイのようなものは存在せず、そこにはただ自分と雪山の斜面だけが存在している。設定によってゲームのUIを消すこともでき、ハイスコアの概念すら存在しないZenモードというものまである。どこまでもシンプルに、純粋にスキーを楽しむことができるのだ。

操作も至ってシンプルである。キーボードを例に出すと、WASDキーで前後左右に身体を傾ける以外には、ジャンプ・グライド・トリックの3つの操作があるのみである。そのため、操作そのものを覚えるのは容易だが、イメージ通り滑るにはかなりの修練を必要とする。こういった部分も実際のスキーに近い感覚があるだろう。ゲームをスタートすると一切のローディング時間なしに雪山を滑り始めることができ、何かにぶつかったり転倒したりすれば即座に終了。それまでの滑りに応じたスコアが決定される。

また、フォトモードやカメラの視点切り替え、キャラクターのスキン、シード値による山の共有といった要素も存在している。視点切り替えは一人称、三人称、ドローンカメラと複数のモードを選ぶことができる。三人称視点ならば周囲を確認しやすく画面酔いもしにくいし、一人称視点ならばスリル満点でスピード感抜群だ。ちなみにスキンを獲得するには斜面にときどき現れるウサギを見つける必要があるが、しっかりスピードに乗らなければ追いつけないほど素早い。山の共有では非常に高難度の山や、ハイスコアを狙いやすい山、ただただ景色の美しい山などを教えあうことができるだろう。

そんな『SNØ』のレビューは本稿執筆時点で94件中97%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。滑らかな画面表示や、シンプルながら奥深いアクション性で、純粋に雪山スキーを楽しめる点が評価されている様子だ。中には、複雑なゲームシステムといったしがらみがなくて癒やされるといった声もある。何もかも忘れて、ただひたすらに雪山を滑りたい。そんな需要に『SNØ』は応えてくれるだろう。

『SNØ: Ultimate Freeriding』はPC(Steam)向けに配信中。現在はリリース記念セールが開催されており、2月25日まで20%オフの税込1120円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。

Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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