魔法学校運営シム『Mind Over Magic』Steamで正式リリース。校舎建設からカリキュラム作りまでお仕事多彩、手塩にかけた生徒や教員でダンジョン攻略
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パブリッシャーのKlei Publishingは2月13日、Sparkypantsが手がける魔法学校建設シミュレーション『Mind Over Magic』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Mind Over Magic』は、魔法学校を建設および運営するシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、理想の魔法学校を自由に建設し、家具のレイアウトなど細部までデザイン可能。そうして、職員と魔法使いの生徒たちを迎え、魔法の勉学に励ませるのだ。また、魔法学校のカリキュラムを組むこともでき、優秀な魔法使いを育て上げたら教員として雇用し、新たな魔法使いを迎えるのだ。
本作ではまず、職員を雇用して魔法により「霧」をはらうところからスタートする。「霧」をはらうと、素材の収集と建築が可能。「霧」は少しずつ迫ってくるため、定期的に魔法ではらう必要がある。魔法学校を建設したら、職員と生徒のスケジュールを管理しつつ、研究により新たな施設を拡張していく。また、魔法学校の地下にはランダム生成のダンジョンが広がっており、職員と生徒からパーティーを選抜して探索することも可能。探索中にはターン制バトルがおこなわれ、先に進むことで貴重な素材や家具を入手できる。この繰り返しにより、さらに学校を発展させていくのだ。
今回、正式リリースにあわせた大型アップデートにより、地下ダンジョンに最後の戦いとエンディングが実装。そのほか、2024年12月に実装された「Nexus」エリアの拡張、バランス調整やQoL改善などもおこなわれている。詳細は公式リリースノートを参照されたい。
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ちなみに本作は、2022年6月に発表され、実力派スタジオであるKlei Entertainmentがパブリッシングするということで注目を集めていた(関連記事)。2023年12月に早期アクセスが配信されると、多くのプレイヤーを集めて高評価を獲得。ゲームプレイを拡張や改善する大型アップデートも複数回実施されていた。
そして、正式リリースされた本作は、さっそく多くのプレイヤーに遊ばれている。本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューは約2300件のうち、89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。またSteam同時接続プレイヤー数は、正式リリース後のピーク時に2212人を記録し、早期アクセス配信直後とほぼ同等の盛り上がりをみせている(SteamDB)。週末にかけて記録の更新が注目される。
なお、本作は正式リリース時点では日本語に非対応である。しかしながら、公式に言語パックModに対応しており、Steamワークショップにて日本語追加Modをワンクリックで導入可能だ。Modそのものは非公式であるため自己責任ではあるものの、日本語化により格段にプレイしやすくなるだろう。
『Mind Over Magic』はPC(Steam)向けに配信中。価格は税込2480円。正式リリース記念として、2月20日まで25%オフの税込1860円にてセール中だ。