ファントム召喚デッキ構築型ローグライク『Phantomancer』発表、Steamにて4月11日配信へ。召喚位置やいつでも使えるポーチが戦況を決める、カードフル活用魔物討伐
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個人開発サークルCloudgear Gamesは2月12日、『Phantomancer』を4月11日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、Steamのストアページやトレイラーなども公開中となっている。
『Phantomancer』は、魔法使いの少女がファントムを召喚して魔物を討伐していく、デッキ構築型ローグライクカードゲームである。本作では魔法使いのヒトヨが、魔術協会から依頼を受けて魔物討伐の旅を繰り広げる。
ヒトヨはファントムを召喚して魔物と戦う。プレイヤーは、デッキからランダムに引いたカードを使用。ファントムを召喚して攻撃させたり、主人公を敵の攻撃から守ったり、スペルカードで攻撃したりなど、カードを駆使して勝利を目指すのだ。主人公とファントムは、毎ターン敵に攻撃する。ファントムは主人公の前後に配置可能。後ろに置いて継続的なダメージソースとするか、前に置いて主人公の盾とするかなど、配置位置によって選択できる。
また本作には、デッキとは別にポーチというエリアが設けられている。ポーチには枚数の上限があるものの、ポーチ内のカードはいつでも使用できる。強力な上級ファントムもポーチ内に存在し、ファントムをコストにするといつでも召喚可能だという。デッキとポーチを構築して戦うカードバトルが展開されるのだろう。
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本作では戦闘の報酬や店などでカードを入手し、デッキやポーチを強化していく。スクリーンショットを見る限り、召喚時に捨て札の枚数分強化を得るカードや、スペルダメージを増加させるカードなども登場。ポーチに入れて使う使い捨てのアイテムや、「実」によるカード強化要素なども導入されている。それぞれ特徴の異なる多数のカードや強化などによって、強力なデッキを構築していくのだろう。カードは150枚以上あり、ゲームプレイごとにアンロックされていく。各カードにはフレーバーテキストも用意されている。また本作では、難易度の高いモードでは初期デッキの選択が可能。各難易度のクリアごとに、ヒトヨとヒナノの姉妹の過去が見られるそうだ。
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本作は、新塚氏によるサークルCloudgear Gamesが手がけている。サークルの過去作としては、『スフィグモス』『MECHRIV』『KATAS』などアナログゲームをリリース。公式サイトによると、ブラウザ向けのフリーゲームも公開してきたようだ。
新塚氏のX(旧Twitter)アカウントによると、本作は3年半かけて制作されてきた。デジタルゲームを制作していることは明かされていたが、今回発表とともにストアページやPVも公開となっている。
『Phantomancer』は、PC(Steam)向けに4月11日リリース予定だ。