絶望の学園防衛SLG+ADV『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』無料体験版、Steamにて2月19日配信へ。製品版にセーブデータ引き継ぎ可能、100日中7日目まで遊べる

アニプレックスは2月11日、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の体験版をSteamにて2月19日に配信すると告知した。製品版へのセーブデータ引き継ぎに対応する。

アニプレックスは2月11日、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の体験版をSteamにて2月19日に配信すると告知した。同作はNintendo Switch/PC(Steam)向けに、4月24日発売予定。体験版は製品版へのセーブデータ引き継ぎに対応しており、7日目までの範囲がプレイできるそうだ。

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』は、最終防衛学園に集まった15人の学生たちが100日間の防衛戦争を繰り広げる、“極限×絶望”のADVである。本作の主人公・澄野拓海は、平凡な家庭で生まれ育った極普通の高校生だ。彼は家族や幼馴染のカルアと共に、東京団地での平凡な日常を過ごしていた。しかしある日、正体不明の襲撃者が出現。町が燃え盛り、化け物が襲い来る中、澄野拓海は司令官を自称するマスコットSIREIから我駆力刀(がくりょくとう)を受け取り、カルアを守るために言われるまま心臓へ突き立てるのだった。澄野拓海が目を覚ますと、消えない炎へ包まれた最終防衛学園へやってきていた。主人公も含めた15人の学生たちは、特別防衛隊として学園を守ることになる。15人の学生たちが異能の力「我駆力」を駆使して正体不明の敵「侵校生」と戦う、100日間の防衛戦争が幕を開ける。

100日間の防衛戦争は、SRPGとして展開される。本作では各学生たちに、特異科目と呼ばれる特性が存在している。状態異常の敵に対して攻撃力があがる、疲労状態で技が変化するなど、特性を活かして敵を撃退していくのだ。システム面では、本作では1度行動したキャラクターは疲労状態となり移動範囲が制限されるものの、1ターン中に何度も同じキャラクターを行動させられる。要素としては、戦いの中で溜まるVOLTAGEの使用によって、我駆力必殺などが使用可能。キャラクターの体力が一定以下になると、キャラクターの命と引き換えに「決死必殺」が使用できるそうだ。

また戦いの間には仲間との交流や、歩数カードを用いた「探索」などが存在。探索で集めた資材を使用して、仲間へのプレゼントも作成できる。SRPGパートによるバトルや仲間との交流などによって、防衛戦争が描かれていくわけだ。なお本作は、トゥーキョーゲームスが企画、メディア・ビジョンが開発している。小高和剛氏と打越鋼太郎氏がタッグでディレクションとシナリオを手がけており、極限×絶望のADVとも謳われている。

Steamにて2月19日に配信予定の体験版では、プロローグから7日目までがプレイ可能とされている。同体験版は、製品版へのセーブデータの引き継ぎに対応。プレスリリース内では、100日間のうちプロローグから7日目と記載されており、本作の序盤がプレイできるのだろう。2月19日には、配信や動画投稿に関するガイドラインも公開予定。ガイドラインに沿ってストーリーに関するネタバレがある旨を記載すれば、体験版全編が自由に動画配信できるそうだ。なおNintendo Switch向けの体験版は、後日配信予定となっている。

また特別番組「新情報解禁!ハンドラ通信 第3回」ではキャラクターPV第3弾と、4名のキャラクター情報も公開された。順に、厄師寺猛丸(やくしじ・たけまる)は、見た目は怖いが心根は優しい古風なヤンキー。銀崎晶馬(ぎんざき・しょうま) は、ネガティブな性格でまったく自信がない卑屈な少年。喪白もこ(もじろもこ)は、どんな困難も正面から受けて立つ現役女子高生プロレスラー。霧藤希(きりふじのぞみ)は、主人公の幼馴染とよく似た、使命感を胸に秘めると共に何かを隠す看護師であるそうだ。そのほかSIREIの補佐官NIGOUと、主人公の幼馴染である柏宮カルアの情報も公開されている。

HUNDRED LINE -最終防衛学園-』はNintendo Switch/PC(Steam)向けに、4月24日発売予定だ。通常版の価格は税込7700円。デジタルデラックスエディションは税込9900円で、アートブックやサウンドトラックが付属。一部ショップでは、Nintendo Switch向けのグッズ付き限定セットも販売されている。また本作では、新たにストーリートレイラーも公開中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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