計算練習アクション『マスモンクエスト』Steamにて配信開始。算数の力でモンスターを退治する「子供に遊ばせたいゲーム」として登場
個人開発者yonaoshi氏は2月6日、計算アクションゲーム『マスモンクエスト』の配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『マスモンクエスト』は計算問題に正しく答え、モンスターを撃破していくという計算系アクションゲームだ。ゲーム内でプレイヤーは勇者となり、モンスターが出題してくる計算問題に正しい回答をぶつけ、撃破していくこととなる。
本作に登場する計算問題は基本的な足し算と引き算に加え、掛け算と割り算も登場し、基本的な四則演算が練習可能。計算問題の難易度は調節でき、足し算と引き算は1桁の計算から2桁の計算まで三段階で設定可能だ。また、回答するまでの制限時間の設定もでき、それらを組み合わせ、自分の好みの難易度のカスタマイズができる。
加えて本作はゲームモードが二種類存在する。ゲームオーバーなしでひたすら問題を解くことができる「トレーニングモード」と、間違った回答をしてしまうとダメージを受け、ゲームオーバーになってしまう「冒険モード」というものだ。「トレーニングモード」でゆっくりと自分のペースで計算練習をすることも、「冒険モード」で緊張感を持ちながら計算問題に挑むこともできるという。
本作を手がけたyonaoshi氏は個人ゲーム開発者ながら、YouTubeでも活躍している動画投稿者でもある。主に3Dモデリングソフト「blender」などを取り扱った動画投稿をしており、同氏が運営するチャンネルには約3万人の登録者がいる。
本作はそんなyonaoshi氏がUnreal Engine 5にて個人で開発した、初のゲームとなるようだ。yonaoshi氏いわく「自分の子供に遊ばせたいゲーム」として開発されており、楽しく算数の計算を遊べるようなゲームになっているという。対象年齢は4歳後半から5歳程度を想定。UIにひらがなを積極的に採用していたり、マウスでもキーボードでも簡単に操作できるようにデザインされていることなども含め、初めてゲームに触れる子供が楽しめるような作りとなっている模様。実際に、5歳前半となるyonaoshi氏の子供にも遊ばせたところ、30分近くノンストップで遊んでいたとのことだ。
『マスモンクエスト』は、PC(Steam)にて配信中だ。価格は税込470円となる。