「ツクール」最新作『ACTION GAME MAKER』、Steam向けに6月17日発売へ。アクションゲーム以外も作れる、プログラミング知識不要な制作ツール

Gotcha Gotcha Gamesは2月4日、『ACTION GAME MAKER(アクションゲームメーカー)』をSteam向けに2025年6月17日発売すると発表した。発売日に向けて、続報も今後発表されていくとのこと。

Gotcha Gotcha Gamesは2月4日、『ACTION GAME MAKER(アクションゲームメーカー)』を2025年6月17日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発売日の発表とともに本作の新トレイラーも公開されている。

『ACTION GAME MAKER』は『Maker(ツクール)』シリーズの、『アクションゲームツクール』シリーズ最新作だ。本作では、前作『アクションゲームツクールMV』の機能をパワーアップし、プログラミングの知識をもっていなくてもアクションゲームが制作できるようになっている。制作できるゲームは横スクロールだけでなく見下ろし視点も可能。ジャンルもアクションだけでなく、ホラーやシューティング、パズルなど多岐にわたって作成できる。

『ACTION GAME MAKER』にはキャラクター、エネミー、タイル、BGM、SEなど、アクションゲーム制作に適したサンプル素材一式があらかじめ収録されている。そのため、自分で素材を用意しなくてもすぐに制作に取り掛かることができる。グラフィック素材はミニサイズのドット絵となっており、素材を改変してオリジナルキャラを作ってもいいだろう。とはいえ、サンプルを使わずに完全自作の素材でゲームを制作することも可能となっている。

また本作では、ベースエンジンとして新たに「Godot Engine」を採用しており、Godot Engineの機能が利用できる。Godot ベースで統合された制作 UIや、パーティクル/シェーダー機能、ダイナミックなライティング・シャドウなどを、「ツクール」シリーズならではの使いやすさで扱えるという。さらに前述したビジュアルスクリプティング機能だけではなく、専用言語「GDScript」でのスクリプティングにも対応。ユーザーのスキルや用途に応じて、作品制作の手法を選べるかたちだ。

今回はそんな本作が6月17日に発売されることが発表された。なお本作については、Nintendo Switchへのポーティング機能、つまりNintendo Switch向けに作品を書き出し、販売する機能の搭載も検討されているとのこと。発売までは、引き続き情報が公開されていくとのことで、続報にも注目したい。

『ACTION GAME MAKER』は6月17日にPC(Steam)向けに発売予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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