王国防衛ゲーム『Thronefall』売上100万本達成。開発元は大喜びで「新モード12種類」実装の超大型アプデ実施

Grizzly Gamesは2月3日、『Thronefall』の売上が累計100万本を突破したことを発表した。また100万本突破記念として、12種のモードを新たに追加するなどの大型アップデートも配信されている。
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デベロッパーのGrizzly Gamesは2月3日、『Thronefall』の売上が累計100万本を突破したことを発表した。100万本売上を記念して、新たなモードを複数追加するアップデートも配信されている。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、ゲーム内表示は日本語に対応する。

『Thronefall』は街を建設して防衛するタワーディフェンスに、アクション要素を組み合わせた作品だ。「頭痛のないストラテジーゲーム」と謳われており、手軽に遊べる作品であることが開発・販売元より打ち出されている。本作ではプレイヤーは王を操作して敵と戦いつつ、防衛施設を建設して城を守る。

ゲームプレイは昼夜を繰り返しつつ進行。建築パートである昼間は、コインを消費して既定の位置に施設を建てられる。施設には、兵舎や城壁といった防衛用途の建築物から、収入源となる民家や畑などが存在する。時間を進めて夜にすると敵が来襲するため、兵士を配置したり、王を操作して戦闘したりしながら敵の全滅を目指す。

施設はアップグレードも可能。たとえば収入源のひとつである製粉所や畑は、アップグレードによって収入・耐久が上昇するだけでなく、対空攻撃を担当させたり、敵に破壊されたときに周囲にダメージを与える爆発トラップとさせたりすることもできる。敵の種類や持ちあわせている資源に応じて、強化先を選択していくのだ。

そんな『Thronefall』が累計100万本の売上を達成したことが発表された。本作は2023年8月に早期アクセス配信開始され、2024年11月に正式リリース。本稿執筆時点ではSteamユーザーレビューにおいて、約1万9000件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。また以前より「100万本近く売り上げている」とも伝えられており、売上面でも好調だったようだ。今回はそこからさらに売上を伸ばし、100万本の大台を突破したかたちだ。

なお売上100万本達成と2万件にも迫る高評価を記念して、Grizzly Gamesは2月3日、本作に向けてアップデートをリリース。True EndlessモードとReverse Siegeモードなど、12種類の新ミニモードが追加されている。True Endlessモードは最終ステージのトーテントにて、プレイヤーが負けるか降参するまで昼夜のサイクルが続くモードだ。同モードはかねてより実装要望が多かったとのことで、専用の追加アップグレードを用いて、苛烈な攻撃を耐え抜く面白さがあるだろう。

またReverse Siegeモードは名前の通り、攻防が逆転するモードだ。プレイヤーが攻撃側を担い、敵拠点を攻め立てるモードだ。このモードでは体力が尽きると夜のフェーズはすぐに終了。相手の施設を破壊するとゴールドを獲得でき、城の中心を破壊すると敵施設すべてを同時に破壊することが可能となっている。普段のプレイから一転、攻める側に回り、敵拠点を陥落させてみるのもいいかもしれない。

このほか、よりさまざまな種類のコントローラーサポートが更新されたり、色覚設定が可能になったりするなど、各種システム面のアップデートも実施されている。詳細についてはパッチノート(英語)を参照されたい。

『Thronefall』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに販売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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