『信長の野望 天下への道』スマホ向けに正式発表。『信長の野望·天道』の正式ライセンスを受ける新作、「道」が大事な持ち味をそのままに初心者向けの新システムも盛り込み
株式会社テンダゲームスは2月3日、『信長の野望 天下への道』を正式発表した。同作はスマートフォン向けに、2025年配信を目指して開発中。国内向けには、グラビティゲームアライズがパブリッシングを務めるそうだ。
『信長の野望 天下への道』は、コーエーテクモゲームスから『信長の野望·天道』の正式ライセンスを受けて開発中の、スマートフォン向け作品だ。オリジナルの『信長の野望·天道』は、コーエーより2009年に歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズの13作目として、PC向けに発売された。同作では3Dの1枚マップとして表現された戦国時代の日本を舞台に、リアルタイムな戦いが展開。街道が自由に敷設可能となっており、城の奪い合いでなく領地を奪い合う戦いが繰り広げられていた。
本作『信長の野望 天下への道』では『信長の野望·天道』の正式ライセンスを受けたタイトルとして、道や武将の多さといった特徴や醍醐味はそのまま、初心者向けの新システムを導入されているという。具体的な新システムとしては霧が登場。オンライン協力プレイ要素である軍団や、付城や支城システムを使う「攻城戦」なども追加された、戦国時代を舞台として戦略シミュレーションになっているそうだ。ゲームの詳細については、近日発表予定とされている。
ちなみに本作は、もともとモブキャストゲームスが『信長の野望·天道』IP許諾タイトルとして開発していた作品とみられる。同社は2021年に『信長の野望·天道』に関する使用許諾を受けたスマートフォン向けゲームアプリの開発を発表していたが、2024年1月にテンダゲームスへ譲渡。今回テンダゲームスから『信長の野望 天下への道』という正式タイトルが発表されたわけだ。
またタイトル発表にあわせて、グラビティが本作の日本向けパブリッシング契約締結を発表している。国内向けのパブリッシングは、グラビティの日本支社であるグラビティゲームアライズが担当。開発はテンダゲームスおよび中国のKingnet Networkが手がけるかたちで、2025年中配信予定とされている。なおテンダゲームスは、有限会社熱中日和として活動していた国内のゲーム開発会社。同社の公式サイトによると、同社は本作でライセンス交渉やプロデュースを担当しているそうだ。
『信長の野望 天下への道』は、スマートフォン向けに2025年配信予定。ゲームの詳細は近日発表予定とされている。