ATMになって衝突しあうゲーム『WASTED』がSteamに突如登場、明日配信へ。とにかく不毛な金の取り合いが味わえるビジュアルアート
デベロッパーのStudio Alona Rodehは2月3日、『WASTED』のSteamストアページを公開した。PC(Steam)向けに2月4日、無料で配信される見込みだ。
デベロッパーのStudio Alona Rodehは2月3日、『WASTED』のSteamストアページを公開した。PC(Steam)向けに2月4日、無料で配信される見込みだ。同作は視覚アーティストによるアート作品となっている。
『WASTED』は、「ATM同士」で戦うアクションゲームだ。本作はシングルプレイおよび対戦プレイに対応している。プレイヤーはどこにでもありそうなATMと化し、海上プラットフォームにて激突を繰り返す。
本作の目的は、ほかのATMにぶつかられる前にぶつかり、金銭を集めていくことだという。もしも先にぶつかられれば体力が減り、無くなれば死亡するようだ。また、うっかり海に落ちたり、警察に撃たれたりしても死亡する。死亡した際には『グランド・セフト・オート』のゲームオーバー画面のように「WASTED」と表示され、稼いだ金額が表示される。完全な勝利条件があるのかは不明瞭であり、「ATM同士の金の奪い合い」はどう転んでも、なんらかの不幸な結末を迎えるのかもしれない。
『WASTED』を手がけるのは、ドイツのベルリンを拠点とする視覚アーティストのAlona Rodeh氏と数名のチームメンバーだ。本作はもともとInterzoneという個展のために制作されたアート作品とのこと。Rodeh氏の公式サイトでは、個展にて本作がプレイされている様子も公開されている。アートとして「ATM同士の不毛な金の取り合い」を表現した本作がどのような体験をもたらすか、触れてみるのもよいだろう。
『WASTED』はPC(Steam)向けに2月4日、無料で配信される見込みだ。