“兵士でも指揮官でも戦える”中世戦争ゲーム『Eyes of War』Steamにて正式リリース。大局を動かす指揮を出したり、前線でアクションで暴れたり、忙しい戦場バトル
デベロッパーのGood Mood Gamesは2月1日、『Eyes of War』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。
『Eyes of War』は中世風の世界で戦うリアルタイムストラテジー・アクションゲームだ。最大4人のマルチプレイに対応している。本作には見下ろし視点のストラテジーモードと、兵士の視点で操作するキャラクターモードが存在。プレイヤーは城を建設したり戦闘を指揮したりと、ときに指揮官あるいはひとりの兵士としてふるまいながら、敵勢力の撃破を目指す。
ストラテジーモードとキャラクターモードはいつでもシームレスに切り替えることができる。二つのモードはいつでもシームレスに切り替えることができる。ストラテジーモードでは資源を集めて施設を建てたり、まとめて兵士を選択して移動させたりとRTSとして操作することが可能。また一方のキャラクターモードでは兵士のひとりを直接操作し、アクションゲームとして敵と戦うことができる。指揮官として采配を振るったり、前線の兵士として戦ったりしながら、敵軍の撃破を目指すのだ。
操作可能な勢力としては東洋風のSOLVONGや北欧風のNORVIONなど、4勢力が存在。それぞれ固有の軍事ユニットや技術などを有しており、違ったスタイルでプレイすることができる。またゲームモードとしては城壁の建設など内政要素が盛り込まれた戦略モードのほか、闘技場で戦闘をおこなうアリーナモードや、野戦の指揮に特化したバトルモードが用意されている。
本作は2023年6月より、Steamにて早期アクセス配信が開始された。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で、約170件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビュー内容では、戦略とアクションそれぞれの要素について『Age of Empires』や『Mount & Blade』といった作品になぞらえつつ、自由に視点を切り替えられる本作のコンセプトを評価する声などが寄せられている。またストラテジーゲームながら兵士の視点で戦場の臨場感を味わえる没入感も好評を得ている。
正式リリースにともなって配信されたバージョン1.0では、全体的なグラフィックが刷新。テクスチャや火のエフェクトなどが改良されたほか、敵を倒した際のトドメモーションが新たに12種類追加されている。またAIがより賢く調整されたほか、ゲームパッドでの操作にも完全に対応されたという。また正式リリース後も本作の開発は続けられており、開発元は現在追加のコンテンツアップデートに取り組んでいるとのことだ。アップデートの詳細については、公式パッチノートを参照してほしい。
なお弊誌では、本作の戦略モードをプレイした感想記事を掲載している。筆者の所見では、ストラテジーモードで敵に追い詰められても、キャラクターモードに切り替えて戦況を変えることができるのが本作ならではの魅力と感じた。ストラテジー要素とアクション要素の両方を活用することで攻略が容易になるのが特徴といえるだろう。興味のある方は感想記事の方もチェックしてみてほしい。
『Eyes of War』はPC(Steam)向けに配信中だ。価格は税込1699円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。