マルチ協力型・衝撃シーン激写ホラー『The Headliners』、「容赦なしプレイ」ができると人気上昇中。ジャーナリズムのためなら、仲間が引き裂かれても構わない

KAFIは1月30日、協力型ホラーゲーム『The Headliners』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はさっそくプレイヤーを集め、怪獣やクリーチャーをテーマとした協力型ホラー作品として評価を受けている。

デベロッパーのKAFIは1月30日、協力型ホラーゲーム『The Headliners』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はさっそくプレイヤーを集め、怪獣やクリーチャーをテーマとした協力型ホラー作品として評価を受けている。

『The Headliners』は、最大4人協力プレイ可能なホラーゲームだ。舞台は宇宙人やクリーチャーに侵略されたニューヨーク。プレイヤーはジャーナリストとしてカメラを片手に街へ繰り出す。出かけた先で侵略者たちの衝撃写真を撮影し、無事生き残って街からの脱出を目指すのだ。

ニューヨークに現れる侵略者たちは大きさも見た目もさまざまだ。人型エイリアンや、小型の肉食トカゲ、イカ型の怪物、超巨大な怪獣も存在する。プレイヤーはカメラで侵略者たちが街を壊している姿や、住民に襲いかかる姿、中には仲間のジャーナリストが引き裂かれる姿などの写真を撮影。写真を撮ると侵略者の種類や状況によってポイントが表示される。ポイントが高ければ高いほど衝撃的な写真となるわけだ。

写真を撮影したら、街からの脱出を目指す。ここで侵略者たちに倒されてしまうと撮影した写真は水の泡と化してしまうので注意したい。無事生き残って、帰ってくると撮影した写真がニュース番組で報道。ポイントの高い写真はニュースの一面に飾られることとなる。

ニュース番組に取り上げられた写真をもとに、「プレスカード(取材許可証)」を手に入れることができる。ゲーム開始時のプレスカードは3枚で、街に取材に行くたびに1枚消費されていく。衝撃写真を取り上げられることで、ジャーナリストとしての信頼度が上がり、さらに街へ取材に行くことができるかたちだ。

『The Headliners』を手がけたKAFIはフランス・パリに拠点を置くスタジオだ。本作は昨年12月にプレイテストを実施。約5000人のプレイヤーが集まった。そこから発売にかけてSteamのウィッシュリスト数が次第に増え、発売3日前にはウィッシュリスト登録数が5万2000件を突破。発売前から期待されていたタイトルがこの度、1月30日にリリースされた格好だ。

本作はさっそく、プレイヤー数を伸ばしており、Steam同時接続プレイヤー数は3000人を突破している(SteamDB)。また、プレイヤーからの評価も上々。本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは、約150件中94%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。

具体的には、『Lethal Company』や、『Content Warning』などをはじめとする協力型ホラーゲームとして、クリーチャーやエイリアンが街を破壊する姿を撮影するというコンセプトが好評を博している。高ポイントを狙うために住民が襲われる姿や仲間が倒される姿を撮影するといった容赦のないゲームプレイができるところも本作の魅力のひとつ。ニュースで仲間たちが撮った衝撃写真を見て、驚いたり笑ったりできるのも楽しいと好評だ。

『The Headliners』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして2月7日まで定価である税込920円から20%オフの税込736円で販売中だ。

Tamio Kimura
Tamio Kimura

エンタメ大好き系ゲーマー。COOPゲームが大好き、クライム系だったらなおよし。

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