『首都高バトル』瞬く間に同接プレイヤー数1万4000人超&「圧倒的に好評」スタート。18年振りの新作、“首都高バトルらしさ”が喝采浴びる

元気は1月23日、『首都高バトル』の早期アクセス配信を開始した。さっそくユーザーレビューで高い評価を得ており、多数のプレイヤーを集めている。

元気は1月23日、『首都高バトル』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はさっそくユーザーレビューで高い評価を得ており、多数のプレイヤーを集めている。

本作は、『首都高バトル』シリーズの18年ぶりの最新作だ。本シリーズは、東京を走る首都高速道路などを舞台とするレーシングゲーム。実在車両が登場し、多彩なカスタマイズやペイントを施せる点が特徴だ。さまざまな異名を轟かせる走り屋たちとの熱いレースが繰り広げられる点も持ち味となっている。


最新作『首都高バトル』では、封鎖された未来の東京を舞台としつつ、コースは実際の首都環状線が忠実に再現されているとのこと。複雑に入り組んだカーブやダイナミックな高低差があり、一般車両(アザーカー)も走る中でレースを繰り広げる。

レースにおいてはシリーズの特徴である「SPバトル」システムが引き続き採用される。ドライバーの精神を数値化したSP(スピリットポイント)を削り合う仕組みになっており、相手を大きく引き離すほどSPを早く減少させることが可能だ。そうしてバトルの勝利などでお金に相当するCPを稼げば、愛車のパーツをアップグレードしたり新車を購入することもできる。

また初対戦のライバルに勝ったときに得られるBPを用いて、各種PERKを取得することができる仕組みも存在。SPバトルにおける攻撃力・防御力を強化したり、ストアで購入可能な車種を増やしたりすることが可能だ。ほか、走り屋たちとの会話シーンやテロップ演出も交えつつ展開される、ストーリー要素も持ち味となっている。

本作はSteamで1月23日に早期アクセス配信開始され、本稿執筆時点で最大同時接続プレイヤー数は1万4000人以上を記録している(SteamDB)。さらにユーザーレビューでは瞬く間に約1100件が寄せられ、うち95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。シリーズ新作を待ち望んでいたファンからの喜びの声が数多く寄せられている様子だ。なおレビューの内訳としては英語ユーザーが876件で、日本語ユーザーが185件、簡体字ユーザーが46件となっている(SteamScout)。グローバルな人気を得ていることもうかがえる。

レビューでは現代向けグラフィックで再現された首都高を疾走できる点のほか、SPバトルといった基本的なゲームプレイがシリーズから受け継がれている点などに評価が集まっている。ボスの登場演出をはじめ、ストーリーを盛り上げる演出も好評のようだ。一方でボスが理不尽な加速をしたり、敵AIがうっかり事故を起こしやすかったりといった点も健在。良くも悪くもシリーズの持ち味が引き継がれているといった評価もみられる。ほか、最適化不足やUIの見づらさなどは課題点として挙げられているものの、早期アクセス配信されたばかりの現時点でシリーズ新作としてしっかりとプレイできる点が好評のようだ。

なお本作の早期アクセス配信期間としては約4か月が見込まれている。さまざまな改善やゲーム体験の向上が予定されているほか、正式リリース時にはシナリオや車両、ライバルの追加もおこなわれる見込みだ。ブラッシュアップや、今後の展開も注目されるところだろう。なおコンテンツや機能の追加に伴って、正式リリース時には値上げされる可能性もあるとのこと。

『首都高バトル』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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