家の庭掘り放題ゲーム『A Game About Digging A Hole』Steamにて2月7日配信へ。お宝が埋まる庭を掘りまくって荒稼ぎ、SNSで大注目の庭掘りゲーム
パブリッシャーのYalpakor Bou·tiqueは1月21日、『A Game About Digging A Hole』を現地時間の2月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『A Game About Digging A Hole』は穴を掘るゲームだ。本作の主人公は、庭にお宝が埋まっていると言われる家を購入したばかり。プレイヤーはシャベルをにぎり、宝を求めてひたすら庭を掘ることになる。
ゲームプレイでは、少しずつ土を削って穴を掘っていくことになるようだ。地中には鉱石や宝箱などが存在しており、売ることでお金を入手できる。集めたお金はシャベルなど、装備のアップグレードに使用できるという。
装備品はシャベルのほか、ランプやダイナマイトなどが存在。暗い地下を明かりで照らしたり、爆発で一気に掘削できたりするようだ。また主人公はジェットパックを装備しており、一定の高さを飛ぶことが可能。ある程度の深さまでなら、穴底から地上までジェットパックで楽に帰れるようである。
本作ではそうして掘って見つけたものを売り、装備をアップグレードしてさらに深い穴を掘っていくことになるという。また地下には大きな秘密が隠されており、その秘密を解き明かすのが目的になるそうだ。公開されているトレイラーでは、獣の唸り声のような音声が確認できる。お宝だけでなく、なんらかの脅威も地下に眠っているのかもしれない。
本作を手がけるCyberwaveは、ドイツに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には一人称視点のパズルゲーム『Hourglass』などを制作。同作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で290件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。パズルの楽しさや温かみのあるグラフィックなどが評価されている。
本作『A Game About Digging A Hole』は、そんなCyberwave所属のゲーム開発者が休暇中に思いつき、ひとりで制作したゲームだという。新作開発中にボツになったシステムをベースに制作したため、わずか14日間で一通りの機能を完成させることができたそうだ。本作は穴を掘るだけというシンプルなコンセプトなどがSNSで大きな注目を集め、本稿執筆時点でYouTubeのショート動画は約250万回再生。Instagramでは約35万件の「いいね」を集めている。海外を中心にバイラル化している本作の発売日がついに発表化されたかたちだ。
『A Game About Digging A Hole』はPC(Steam)向けに、現地時間の2月7日に配信予定だ。ストアページの表記によるとゲーム内は日本語表示に対応し、価格は4.99ドルを予定。Steamの相場から日本での価格は580円ほどになると思われる。