長距離ドライブ旅“RPG”『Keep Driving』2月6日Steam向けにリリースへ。道中では人との交流やトラブルとの「戦闘」もあり、気の向くままに運転する旅
YCJY Gamesは1月21日、『Keep Driving』を2月6日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Keep Driving』は車で長旅をするマネジメントRPGだ。舞台となるのは2000年代初頭。主人公は遠くで開かれるお祭りの噂を聞きつけ、初めて購入した車で、国を横断しながら会場まで向かうこととなる。
本作でプレイヤーは、自動生成される2Dオープンワールドをドライブするという。目的地に向かう際には、プレイヤーが自由にルートを構築可能だ。高速道路や下道の田舎道、ときには市街地を通ることもあるだろう。
目的地に向かいそれぞれのルートを進んでいく途中ではヒッチハイカーたちを拾うこともある。社会に順応できない人、変わり者、途方にくれた人といったさまざまな人たちを車に乗せつつ、彼らとの交流も楽しめる。
また旅の途中には、ターン式の“戦闘”というかたちでいくつものトラブルに遭遇。たとえば先を行くトラクターに引っかかったり、羊の群れに遭遇したり、という具合だ。“戦闘”フェーズでは、トラブルによってEnergy(体力)、Cash(お金)、Durability(耐久)、Gas(燃料)の各リソースを消費させられてしまう。プレイヤーはリソース消費を防ぐため、カードとして提示される行動や、持ちあわせているアイテムを選択するのだ。消費したリソースは道中に立ち寄るお店などで補給可能。獲得したスキルポイントを振ることができたり、アイテムを購入したりすることも可能だ。
なお本作中ではドライブの最中に楽曲を流しつつプレイができる。流れる曲はスウェーデンの地元インディーズバンドのMix CDとなっている。ドライブの際には、流れてくる曲に耳を傾けてみるのもいいだろう。
本作は2024年10月2日に発表され、無料デモ版も公開された。そして1月21日、ついに発売日が2月6日と明かされたかたちだ。YCJY Gamesによれば、発表から1か月時点ですでにウィッシュリスト登録数は14万件を超えていたものの、さらにそこから17万件以上も登録数が増えたそうで、ユーザーからの高い期待が寄せられていたことがうかがえる。
ちなみに本作は現時点で英語にのみの対応となっているものの、無料デモ版のなかでは言語選択の項目も確認できた。今後対応言語を増やしていく方針と見え、日本語対応を含めた動向も気になるところだ。
『Keep Driving』は2月6日、PC(Steam)向けにリリース予定だ。