デッキ構築型“イカサマ”ダーツゲーム『Greedy Darts』デモ版1月27日配信へ。「点数入れ替え」「ボード変化」などあらゆる手口でスコアを目指す
個人開発者のタムタム氏は1月19日、『Greedy Darts』のデモ版のSteamストアページを公開、1月27日にデモ版を配信すると発表した。本作製品版は、PC(Steam)向けに2025年内早期アクセス配信を予定している。
『Greedy Darts』はデッキ構築型のローグライクとダーツゲームを融合させた作品だ。ダーツを投げる際に、手札からカードを選択。カードの効果を使って有利な状況を作り出し、目標の達成を目指すのだ。
本作にてプレイヤーは、スコアを加算させる「カウントアップ」や、得点分数字を減らしていきぴったり0を狙う「ゼロワンゲーム」などをはじめとしたさまざまなルールでダーツゲームを行う。
ダーツは自分で緻密に狙いを定めて投げるのではなく、特定範囲内のランダムな位置にヒットするかたち。本作のダーツは、種類によってそれぞれヒットを狙える範囲が設定されている。円形状、逆三角形状など異なるヒット範囲を持つダーツを選択することによって、望むエリアを狙うのだ。
そうしたダーツゲームの流れに、デッキ構築型ローグライクの要素が融合されている。ダーツで狙いを定める直前に、手札からカードを選択し、有利な状況を作り出すのだ。カードは、「ダーツのヒット範囲縮小」や、「ブル(中心)の範囲拡大」、「特定の数字のボードを高い数字/低い数字に入れ替え」などさまざま。ルールや場面に応じてカードを使いこなすことで、より有利にダーツを進めることができる。
目標を達成すると、スコアに応じて報酬を貰い、カードや固有能力を持つアーティファクトの購入や、ボードのアップグレードができるショップパートへと移る。ショップパートが終わったら、次は異なるルール、もしくは目標難度が上がった同じルールでダーツゲームに挑むこととなる。ランダムなルールかつ、次第に高難易度化していくダーツゲームを、あらゆる手段を駆使して攻略するのだ。
本作を手がけたのは、個人開発者のタムタム氏だ。同氏は昨年3月に麻雀パズルゲーム『ドロップ麻雀牌』をリリースしている。また、同作は初めてのゲーム開発作品として、同氏のYouTubeチャンネル上にて開発状況やリリース後の様子が公開されていた。
『Greedy Darts』は同氏のゲーム開発2作目の作品として、2025年内に早期アクセス配信にてリリースされる予定。早期アクセス期間は半年から1年が予定されている。早期アクセス期間中は、カード、アーティファクト、ルールの種類を増やしていくという。また、正式版リリース時には若干の値上げも想定しているそうだ。今回のデモ版の配信のほか、Discordコミュニティも設立し、ユーザーと協力しながら本作を仕上げていくとのこと。
このたび、本作のデモ版が1月27日に公開されることが発表された。デモ版では、3つのステージをプレイできるとのこと。プレイ時間は15分から30分だという。使用できるカードやアーティファクトに限りはあるものの、ゲームプレイの核となる仕組みを体験できるデモ版となるそうだ。
『Greedy Darts』は、PC(Steam)向けに2025年内早期アクセス配信を予定している。また、本作のデモ版は1月27日より配信予定だ。