ヴァンパイア絶対殲滅修道女アクション『Nunholy』、本格的なローグライクだと人気集める。セクシー美少女イラストレーター手がけるプレイヤーの判断求められるダンジョン探索

個人開発者/イラストレーターのChowbie氏は1月17日、アクションゲーム『Nunholy』をリリースした。対応プラットフォームはPC（Steam）。Steamストアページによれば、日本語表示に対応している。本作はさっそくプレイヤーを集め、ローグライクアクションとして好評を受けている。

『Nunholy』はダンジョンを探索しながらヴァンパイアを狩るクォータービューのアクションゲームだ。プレイヤーはハンターギルドに所属している修道女たちから一人を選択し、ヴァンパイア狩りへと出向く。敵が落とした装備を拾いながら、修道女を強化。ダンジョンの先へ進み、さらに強力なヴァンパイアを狩るのだ。

プレイヤーが選ぶことできる修道女は、ヴァンパイアハンターや処刑人、浄化者など異なる背景を持ち合わせている。また、それぞれの能力や戦闘スタイルも違うため、プレイヤーの好みで修道女を選んで遊ぶことができる。ゲームの基本的な流れとしては、ヴァンパイアを倒すダンジョンと、永続強化やクエストの報告ができるハンターギルドを行き来することとなる。ローグライクアクションとして、修道女を強くして何度もダンジョンに潜って、攻略を目指すのだ。

ダンジョンでは、いくつもの部屋がランダムに組み合わさっており、部屋内の敵を殲滅する事で「血塊」を獲得できる。血塊は入手時、摂取する事で経験値に、破壊する事でショップで使えるお金にすることができる。経験値はダンジョン挑戦ごとにリセットされるため、その場限りの強化を選ぶか、先のことを見越すかはプレイヤー次第だ。

また、敵を倒すと能力を持つ装備アイテムを落とすことがある。装備アイテムは拾うと、マス目状に分けられたバックパックに入れて装備することができる。バックパックに入りきるようにキレイにアイテムを置くことができれば、たくさんの能力を得ることができる。

ダンジョンにはヴァンパイアが住み着く部屋だけでなく、ショップやスキル強化などユニークな部屋も存在。どのルートを通ってダンジョンを攻略するかは、プレイヤーの判断次第だ。また、修道女たちはヴァンパイアの能力を吸収し、自身を強化することが可能。敵となるヴァンパイアの力を借りることで、さらに強力なヴァンパイアに立ち向かう。

『Nunholy』を手がけるのは韓国のイラストレーター、Chowbie氏だ。過去には、サキュバスのポーションを探す魔女を操作するサバイバー系ローグライク『Wedding Witch』をリリース。Steamユーザーレビューで同作は、約3400件中89％が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。過去作も好評なChowbie氏の新作として、本作は1月17日にリリースされた。

本作はリリースされてさっそくプレイヤー数を増やしており、ピーク時のSteam同時接続者数は2000人に到達している（SteamDB）。プレイヤー数だけでなく、評価も好調。本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは約400件中84％が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。美少女イラストを得意とするChowbie氏のキャラクターデザインはもちろんのこと、クォータービューで展開されるアクションの面白さが好評を博している。

レビューでは同じくクォータービューのローグライクアクションである『HADES』に本作をなぞらえる声も。また、バックパックを整理する要素や血塊の取捨選択などの要素が、状況に応じた判断を求められると評価する意見もある。

『Nunholy』はPC（Steam）向けに配信中。リリース記念セールとして1月31日まで、定価である920円から15％オフの782円で販売中だ（いずれも税込）。