カウボーイ対怪物非対称PvP『Last Train Outta’ Wormtown』好評のなか正式リリースで盛り上がり見せる。大暴れサンドワームになり敵を食い尽くすorカウボーイ同士で協力して脱出
デベロッパーのGet(Color) Gamesは1月18日、『Last Train Outta’ Wormtown』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応。本作は早期アクセス配信時点より好評を博していた。
『Last Train Outta’ Wormtown』は、非対称PvPアクションゲームだ。プレイヤーはウェスタン風の街にて、カウボーイたち(パードナー)とサンドワームのチームにわかれて対戦。パードナーチームは協力し、サンドワームから逃れ街を脱出することとなる。しかし街から脱出するための列車はまだ準備が整っていない。列車に燃料を入れたり、線路を修理したりする作業を完了させるまでに、サンドワームの脅威から逃れ続ける必要がある。
一方でサンドワーム側は、パードナーを全滅させることが目的だ。サンドワームは砂の中を高速で移動することができるものの、パードナーを直接視認し続けることはできない。パードナーを含めた小さなオブジェクトは、砂の上に触れていたり、砂上を移動したりしているときのみ確認ができる。加えて、叫んで周りのオブジェクトの位置を確認する「ソナー・スクリーム」、飛び上がって地面に自身の身体を叩きつけ、衝撃波で攻撃する「ボディスラム」などのスキルも使用可能だ。スキルを使い分け、あの手この手でパードナーを妨害するのだ。
本作は16人までのマルチプレイに対応。さらにフレンドパスにも対応しているため、フレンド間でプレイする際には、ホストのみが購入し、残りのプレイヤーは建てられたロビーにアクセスしてプレイするというかたちで遊ぶことが可能となっている。なおフレンドパス版のプレイヤーについては、ワームとパードナーの見た目をカスタマイズするアイテムが一部しか使用できず、公開ロビーにもアクセスできない点には留意されたい。
開発を手がけたGet(Color) Gamesによれば、本作は2022年に始まった小さなプロジェクトだったとのこと。2023年にはSteam上で早期アクセス配信が開始され、以降は能力の追加やバランス調整などが重ねられていた。各種アップデートがおこなわれつつ、この度ついに正式リリースとなったかたちだ。
本作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約1150件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。ワームのさまざまな能力のほかにも、ダイナマイトや列車の警笛といった、アイテム/環境を活かしたゲームプレイが好評だ。なお正式リリースにあたっては、新しいコスメティックアイテムが追加。さらにマップ生成にあたって新たな地形も登場するなど、新要素も実装されているようだ。また、リリース後には同時接続プレイヤー数も過去最高を記録。ピーク時約300人とやや控えめな規模ながら盛り上がりを見せており、今が始めどきといえそうだ(SteamDB)。
『Last Train Outta’ Wormtown』はPC(Steam)向けに販売中だ。