リズム“避け”バトルRPG『Everhood 2』3月5日リリースへ。『Undertale』+逆『ギターヒーロー』的人気作新作
パブリッシャーのForeign Gnomesは1月15日、『Everhood 2』を3月4日にリリースすると発表した。日本国内向けには時差の関係で3月5日のリリースとなる。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch。また本作は日本語に対応する。
『Everhood 2』は、リズムRPG『Everhood』の続編だ。サイケデリックで不条理な視覚効果と世界観が特徴となる作品である。『Everhood』では独自の戦闘システムが採用されていることも特徴。戦闘では複数のレーンが並んだリズムゲームのような画面に転換し、プレイヤーはレーンをまたいで左右に移動したり、ジャンプしたりすることが可能だ。音楽が流れ出すと、敵はリズムゲームにおけるノーツを攻撃として繰り出してくる。ノーツに当たるとダメージを受けるため、テンポよく動いてノーツを避ける必要があるのだ。
前作『Everhood』では青い盗賊に腕を盗まれてしまったパペット人形の主人公が、自身の取り戻すための冒険が展開された。『Everhood 2』では新たな主人公を迎え、新しい物語が展開される。公式説明によると“死の川(the river of death)”の向こうにある未知の世界が舞台になるとのこと。主人公は自分の“声”を取り戻すべく、神秘的なカラスに協力してマインドドラゴンなる存在を打ち倒すことを目指すという。
なお本作のゲームプレイは8時間から10時間ほどを想定しているようで、そのなかでは100曲を超えるリズムバトルが展開されるのだという。加えてカスタムバトルエディターも搭載されるといい、“オリジナル譜面”を作成することもできるかもしれない。
そんな『Everhood 2』が、3月5日に発売される。本作は2023年6月にお披露目され、トレイラーやストアページが公開されていた。そこから約半年を経て、ついにリリース日が明らかとなったかたちだ。
本作を手がけるのは前作開発者のChris Nordgren氏およびJordi Roca氏だ。両氏は当時流行していた『Undertale』の優れたゲームプレイに感銘を受けたといい、『Everhood』のコンセプトを「『Undertale』+逆『ギターヒーロー』」に決定。そうしてリリースされた前作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約1万400件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。特徴的な戦闘システムや音楽などが高い評価を受けている。そんな好評作の続編として、どういった物語が展開されるのかや、前作よりどのようにパワーアップしたのかは注目されるところだろう。
『Everhood 2』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに3月5日発売予定。なおNintendo Switchに向けては現在海外版のページのみ公開されている。ただ前作『Everhood』は国内Nintendo Switch向けにも販売されているため、本作についても今後国内展開される可能性はありそうだ。