Steam農場カエルサバイバー『生きて、カエル君!』正式日本語対応、「ウィッシュリスト登録が励みになった」として。セールも実施
デベロッパーのJampacked Gamesは1月11日、サバイバー系ローグライクアクション『生きて、カエル君!』を正式に日本語対応したことを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。1月26日まで記念セールも実施中。
『生きて、カエル君!』は『Vampire Survivors』や『Brotato』などから着想を得た、ローグライクアクションゲームだ。プレイヤーは害虫たちの押し寄せる農場を守る「守護カエル」として、鎌や収穫機などの農具を活用しながら戦い、一定時間生き残ることを目指す。
本作には30種類の守護カエルと20種類以上の武器があり、戦闘スタイルはさまざまだ。守護カエルが持つユニークなスキルには、爆発や巨大な水竜巻などがあり、これに攻撃範囲や頻度の異なる武器を組み合わせることで制圧力を高めていく。固有スキル・武器・レベルアップ時のパラメータ上昇を組み合わせたビルドがうまくハマり、カエルが巨大化すると爽快感もひとしおだ。
また、本作にはサバイバルな戦闘だけでなく、農業シミュレーションのような要素もある。害虫と戦う合間に農作物の収穫や魚釣り、鉱石採掘などを並行して行うことでゴールドを回収したり、栽培用の畑を拡大したりといったことが可能だ。集めたゴールドは一定時間ごとに開くお店での買い物に使用し、強化を進めていく。また、戦闘終了ごとに得られる報酬を使ってスキルをアンロックしたり、装飾品を購入して農場を飾ったりして繰り返し楽しめる内容となっている。Steam実績も全100個と充実しており、手軽に短時間遊ぶ楽しみ方も、高難易度のステージや実績解除に挑む楽しみ方もできる。
本作は2024年3月18日に『Pesticide Not Required』という原題でリリースされた。本稿執筆時点では、レビュー542件中94%がおすすめとする「非常に好評」ステータスを獲得しており、日本語対応がされる以前より遊んでいた日本人プレイヤーによるレビューも複数見受けられる。
Steamでは、日本からのウィッシュリスト登録者数に応える形で、日本語対応を決めたとするタイトルが見かけられる(関連記事1・2)。本作でも、1月11日にリリースされた日本語化発表のニュースの中で、開発元が日本からのウィッシュリスト登録が「大きな励み」となったと語っている。本作の開発元も、ウィッシュリスト登録者の国や地域を参考にローカライズを進め、今回の日本語正式対応に至ったのかもしれない。日本語対応のない作品でも、ひとまずウィッシュリストに入れておくことで、本作のようにのちのちローカライズされることもあるだろう。タイトルに期待や関心がある場合は積極的にリストに登録しておくとよいかもしれない。
本作のデベロッパーであるJampacked Gamesは、カナダのトロントに拠点を置くインディーゲーム開発スタジオだ。ゲーム制作の専門学校でともに学んだ5人からなるチームで開発を行っている。現在は、ローグライクFPS『Avanzar』の開発に取り組んでおり、こちらにもカエルが登場するようだ。
『生きて、カエル君!』はPC(Steam)向けに配信中。1月26日までの間、日本語正式対応を記念したセールも開催中で、25%オフの562円(税込)にて購入できる。また、プロローグ版として無料体験版も配信中。ただし、体験版では英語のみの対応となっているため注意されたい。