自由な冒険生活ローグライク『Elin』最新アプデで「おもいやりパンティー着用条例」実装。条例で強制的にパンティーを着用させられるように

インディーゲームスタジオのLafrontierは12月25日、『Elin』にて安定版へ向けたアップデートを配信した。EA23.67では「おもいやりパンティー着用条例」などが追加。条例を設定していると、男性NPCも含めて拠点住人のパンツが生成されるようになるそうだ。

『Elin』は、フリーゲーム『Elona』の後継作として開発中のローグライク作品である。本作でプレイヤーは、前作『Elona』から30年前の世界で時間を過ごす。舞台となるイルヴァの地にはメインストーリーや、「ネフィア」と呼ばれるランダム生成ダンジョンなどが存在している。また冒険以外に農業や釣り、酒の醸造や拠点運営などが可能。プレイヤーキャラクターのほとんどの行動は能力値の上昇に繋がり、生活を通して強くなっていく。本作ではひたすらダンジョンに潜って装備を集めたり、ゆっくり拠点を運営したり、NPCから肉や卵を手に入れたりなど、プレイヤー次第で自由に生計を営むのだ。

前作『Elona』と比較すると、操作方法の刷新やチュートリアルが用意されているなど遊びやすく進化。新しく登場したクラフトや拠点要素によって、冒険者としての生活も深みを増している。自由さのもたらす混沌としたゲームプレイはそのままに、正統進化を遂げた作品となっている。なおSteamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で4527件中94％の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。新規プレイヤーや前作があわなかったプレイヤーも含めて、多数のプレイヤーが本作で時間を溶かしているようだ。

アップデートEA23.67で実装された「おもいやりパンティー着用条例」は、拠点に設定できるポリシーの一つだ。パルミアにいるNPC市長代理「ノーラ」が販売しており、設定すると性別にかかわらずパンティーの着用を義務化する。具体的には同条例を適用としていると、性別や種族にかかわらず、拠点にいる住人のパンティーが生成されるようになるという。男性ユニークNPCのパンティーについても、入手可能になったわけだ。

本作におけるパンティーとは、投擲に適しており、楽器に分類されるアイテムだ。演奏用の楽器としては軽く、投擲用の武器としても扱えるため、便利さからお世話になったプレイヤーも多いことだろう。そんなパンティーであるが、12月23日に配信されたEA23.65にて観光価値が追加。「ガラガラ」の景品として、NPCの名前付きのパンティーが登場するようになった。ガラガラは同アップデートにて登場した福引だ。旅商人の停泊地などいくつかのマップに設置されており、古びた券と引き換えに小さなメダルやプラチナ硬貨、エーテル抗体、妹、NPCの名前が付いたパンティーなどが獲得できる。なお名前付きパンティーについては、基本的に通常のパンティーと性能は同じであるようだ。

本作は男性からも乳や卵が取得できるなど、基本的にはまったく性別に囚われていない。しかし男性ユニークNPCのパンティーについては慎重な扱いとなっており、12月24日時点で審議中とされていた。EA 23.67のパッチノートによると、これからかわいい柄のパンティーも追加予定であり、（通常パンティーが生成されない）ユニーク男性のイメージが心配なため、条例で強制的に着用させられるようになったとのこと。細かな配慮の上、一部プレイヤーからの要望に応えて、ガラガラから男性ユニークNPCのパンティーも入手できるようになったわけだ。

また19時前に配信された EA 23.67 Hotfix 2では、「おもいやりパンティー着用条例」を制定していると、超低確率でランダムな住人が自分のパンティーを生成するようになった。確率はかなり低く、ロマン的な意味合いが強いとされているものの、運がよければパーティーメンバーも含めて仲間のパンティーが手に入るようだ。

そのほか25日のアップデートでは、NPCの装備している奇跡品のドロップレート調整や、サイドスクリーンウィジェットの調整なども実施された。直近のアップデートとしては23日には、旅するシェフのフィート追加や料理「バーガー」のレシピ追加などが実施。24日には24日のアップデートでは神の肉への食事特性「神」の追加や、酒の価格調整、雑草や花の栽培時に種の食事効果が引き継がれるといった変更がおこなわれている。25日のアップデート内容については、下記やゲーム内などを確認してほしい。

■12/25 2024 EA 23.67 メリージュアマス！ [追加と変更]
● 「おもいやりパンティー着用条例」をノーラの売り物に追加。
● NPCの装備している奇跡品のドロップレートの調整。
● 旅するシェフのフィートレベル2の【できたて料理】の効果時間を48時間に延長。
● 戦争の依頼では危険度を常時日付ウィジェットに表示するように。
● サイドスクリーンウィジェットでは、アンカーやピボットは変更できないように（変更すると表示がおかしくなるため）。
● 種族「ウィスプ」の遺伝子スロット枠を5から8に変更。
● （日本語版）「マナとの同化」の名称を「マナとの絆」に変更。
● ビッグダディはランダムなアビリティも使うように。

[修正]
● 雑草、花、ハーブの種の食事エンチャが作物に反映されるよう修正。
● 中立NPCが窃盗に反応しなくなっていたのを修正（前回記載忘れ）。
● その他細かい修正や調整。

[ノート]
● パンティーですが、これからかわいい柄のパンティーも追加されますし、ユニーク男性達のキャラのイメージが心配なので、「普段はおそらく履いていないものの、条例で強制的に着用させることができる」という仕様となりました。パンティー条例を設定していると、性別や種族にかかわらず、拠点にいる住人のパンティーが生成されるようになります。また、ガラガラでのパンティー抽選率が上昇します。（条例の名称は変更する可能性があります）
● ドロップレートについては、関連関数をチェックしたら、NPCが装備している奇跡品のドロップ機会を二重に計算していた＆奇跡品が必ずドロップするようになっていたので、昨日のアップデートでついでに修正しました。昨日の時点のドロップレートはだいたい本来の想定レートです。今日の調整では、全体的にドロップレートを引き上げ、すくつの特徴づけ、すくつ探索のボーナスとして、すくつではさらにドロップレートが上がる調整となっています。Nightlyビルドに移行する前に、もう一度ぐらい安定板で調整するかもしれません。

■ 12/25 2024 EA 23.67 Hotfix 1 [修正]
● ボス撃破時のボーナスルートの装備品が（固定乱数で）同じものが生成されるのを修正。

■ 12/25 2024 EA 23.67 Hotfix 2 [追加と変更]
● 「おもいやりパンティー着用条例」を制定している時、極低確率でランダムな住人が自分のパンティーを生成するように（以前のリリースノートは書き方が悪かったようで、条例を制定時にパンティーが拠点で自動的に生成されるわけではなく、本来は、ガラガラの景品として男性のパンティーなども生成されるようになる、という意味でした。ただ、期待させてしまったのもありますので、今回の変更で、実際に拠点にパンティーが生成されるようになります。確率はかなり低いため、確実な入手手段ではなく、ロマン的な意味合いが強いです。パーティーメンバーもパンティー生成対象なので連れて行ても大丈夫です）
● 危険度50階層未満のマップではビッグダディはランダムなアビリティを覚えないように。
● クラフト時にレシピを選択した時、最後に使った素材を自動で選択するように。

[修正]
● 収納箱で特定の操作をするとアイテムのスタックの数が増えてしまうのを修正。
● その他細かい修正や調整。

[ノート]
● 装備ドロップの変更点は、ざっくりいうと、敵が装備している奇跡品の確定ドロップの数が敵のレア度依存となり、元々奇跡品を装備していないレアな敵などは、残った確定ドロップの数だけランダムな装備品や小さなメダルが生成される感じです。すくつ内では確定ドロップの数が+1されます。ドロップ率の方は、フィードバックを参考にもうしばらくかけて調整したいと思っています。