フィギュア集めまくりオートバトラー『キラキラフィギュア』、おもちゃ収集のワクワク感でどんどんファンを増やす。戦いはフィギュア任せで、好き勝手に“夢のおもちゃ机”作り

Game Starは12月19日、フィギュア収集オートバトラー『キラキラフィギュア』を早期アクセス配信開始した。さっそく好評を博しているようだ。

デベロッパーのGame Starは12月19日、『キラキラフィギュア』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応している。本作はさっそく好評を博しているようだ。

本作は、フィギュアをコレクションして戦わせるシングルプレイのオートバトラーだ。フィギュアを武器やアクセサリでカスタマイズし、自動でおこなわれる戦闘に投入。獲得したリソースでフィギュアやアクセサリがランダムに封入されたボックスを購入し、収集を進めていく。


本作の特徴として、戦闘エリアやフィギュアなどがすべてひとつの卓上に置かれたような作りになっている。このためたとえば戦闘エリアでフィギュアを戦わせながら、観戦せずに別のフィギュアをカスタマイズしたり部屋を飾り付けたりと別の作業をすることも可能。設定用のUIでさえ小型のガジェットのように表現されており、ロード画面などに遮られることなく、フィギュア世界に没入できる仕組みとなっている。

戦闘に関わるシステムとしては、フィギュアは武器やアクセサリといったカスタマイズ次第で能力もさまざま変化。またオートバトルにおいてフィギュアは設定されたチップに基づいて行動する。チップを付け替えたり順番を変えたりすることも、勝利のために重要となる。

戦闘は1対1から最大3対3のフィギュアで繰り広げられる。フィギュア数が多いバトルほど報酬もアップする仕組みだ。なお本作には物理演算が備わっており、フィギュア同士がぶつかり合う派手なバトルが展開。戦闘で得られるポイントが一定値以上になるとプレイヤーランクを上げることが可能で、最高ランクを目指して戦いに明け暮れるのもいいだろう。

一方でフィギュアの展示台など卓上の装飾品もさまざま用意。戦いだけでなく、コレクション要素も特徴となっている。実際にミニチュアを眺めているような、チルトシフト風のリアルなグラフィックも持ち味だ。

本作は12月19日に早期アクセス配信開始。本稿執筆時点で175件中83%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。卓上にどんどんと可愛らしいフィギュアがコレクションされていく仕組みが好評で、童心に返って玩具集めをしている気分になるといった評価も寄せられている。また、戦闘に向けたカスタマイズ性の高さも一定の評価を受けているようだ。

ただ、早期アクセス配信開始されたばかりということもあり、ボリューム面や戦闘バランスなどを課題点とする声もある。とはいえ本作は発売後早くも多数のミニアップデートがおこなわれ、フィードバックを踏まえたとみられるさまざまな改善がほどこされている。そうしたアップデート姿勢を評価するレビューも見られ、好評に繋がっている様子だ。

本作を手がけるのはGame Star(游戏之星)。中国に拠点を置くとみられる小規模チームで、Steamでは本作のほかに『ミニボン』を展開している。同作もキャラをカスタマイズして、オートバトルさせるゲームサイクルのゲームであった。

『キラキラフィギュア』はそうした持ち味を受け継ぎつつ、フィギュアのコレクション要素に主眼を置いた新作として、さっそく好評を得ている。なお本作の早期アクセス配信期間は1年間となる見込み。今後さらに多くのフィギュアやアクセサリが実装されていくほか、プレイヤーのフィードバックを反映しつつ開発が進められるそうだ。ちなみに価格の変更予定はないとのことだ。

『キラキラフィギュア』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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