マルチ対応スーパーマーケット経営シム『My Supermarket』Steamにて正式リリース。商品多彩、店内カフェも設置可能な高自由度お店作りと重労働を満喫
デベロッパーのNero Gamesは12月20日、『My Supermarket』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語に対応する。正式リリースにあたっては、新商品追加のほかスーパーマーケット内をクリスマス仕様にするアップデートもおこなわれている。
本作はスーパーマーケットを経営するシミュレーションゲームだ。プレイヤーは都市の中心にあるというスーパーマーケットを立ち行かせることになる。商品の入荷、配置、接客といった各種作業のほか、一部の客はゴミをまき散らしたり汚したりすることもあるので、清掃も必要になる。さまざまな困難も乗り越えつつ、スーパーマーケットの評判を保ち、お金を稼ぐのだ。
また本作では最大4人までのマルチプレイが可能。ワンオペに挑戦したり、NPCのバイトを雇ったりする他にも、フレンドと忙しないスーパーマーケット経営に挑んでみるのもいいだろう。
そんな本作は2023年7月に早期アクセス配信を開始。その後は複数回のアップデートを繰り返しつつ、新要素が追加されてきた。たとえば商品として取り扱える食材などが増えたほか、ローンの借り入れ/返済機能などが追加。さらにはスーパーマーケット内でコーヒーショップを新たに開設できるようにもなった。
現在では食品から電子機器、おもちゃなど100種以上の商品を店舗内で扱える。こうした継続的なアップデートもあってか、本稿執筆時点ではSteamユーザーレビューにて約220件中90%が好評とする「非常に好評」ステータス。レビューではフレンドと協力しつつ、スーパーマーケット経営に勤しむことができる点が特に好評。さまざまな作業が用意されている点も評価されており、従業員を増やして分業制にし、自身の仕事に専念するといった遊び方ができるところも持ち味となっているようだ。また店を思うままに装飾できる点や、扱える商品数の多さについても高い評価が寄せられている。
そしてついに2024年12月20日、本作は正式リリースを迎えたわけだ。正式リリースにあたってはバター、ジャム、スマートフォン、ヘッドホン、おもちゃの電車や銃といった各カテゴリの製品が追加。加えて従業員がサンタ帽をかぶれるようになり、「クリスマス気分を盛り上げる」ジングルなども追加された。
なおNero Gamesによれば、正式リリースでアップデートを終わりとする予定はないとのこと。新たな実績や、ゲーム内で任意の商品を追加できるようにするModなどの機能やシステム追加を考えているそうだ。また最適化やバグの修正についても、引き続きおこなわれていくとのこと。めでたく正式リリースを迎えた本作ながら、今後のアップデートにも期待したいところだ
『My Supermarket』はPC(Steam)向けに販売中。なお本作はウィンターセールの対象となっており、現在定価の50%オフとなる税込850円にて購入可能だ。