江戸時代・猟奇殺人ミステリ『転生遊郭: Ghost Traveler』Switch/Steam向けに発表。“幽霊探偵”として容疑者に取り憑いて迫る、花魁殺人事件の謎

サクセスは12月24日、『転生遊郭: Ghost Traveler』を発表した。江戸時代を舞台とする、歴史ミステリ・アドベンチャーゲームである。

国内のゲーム開発会社サクセスは12月24日、『転生遊郭: Ghost Traveler』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)で、2025年に発売予定。PVと公式サイトが公開中となっている。

『転生遊郭: Ghost Traveler』は、江戸時代にタイムスリップした幽霊の少年が遊郭で起こる猟奇殺人事件に挑む、歴史ミステリ・アドベンチャーゲームである。本作の主人公である佐和琥太郎(さわこたろう)は、現代日本で高校2年生として生活していた。しかし、ある日琥太郎は渋谷で起きた超常現象に巻き込まれてしまう。怪異に遭遇した彼が気がつくと、実体をもたない幽霊の状態で、江戸時代の吉原遊郭にやってきていた。

また琥太郎は、吉原をさまよううちに花魁の殺人事件に遭遇。探偵的な役回りを演じて、殺人事件を解決しようとする。幽霊の主人公が数々の猟奇殺人を追う、吉原遊廓を舞台にした殺人の謎が繰り広げられる。


吉原遊郭で起こる猟奇殺人は、アドベンチャーゲームとして展開される。スクリーンショットや動画などを見る限り、本作ではテキストやCGなどによって、事件の顛末が描かれていくようだ。また本作で探偵役とされる主人公は、実体をもたない幽霊の状態であるため、容疑者のキャラクターへ取り憑ける。詳細は不明ながら、公式サイト上には取り憑く相手を選ぶ画面が掲載。本作では幽霊の主人公が、探偵役として容疑者に取り憑くことで、数々の猟奇殺人の謎へ迫るのだろう。

そのほか公式サイトでは、本作の登場人物も紹介されている。主人公以外には、幽霊の主人公と唯一会話できる狐の神・珠玉や、最高位の花魁であり序盤で被害者になるヒロイン・春妃が登場。事件の容疑者として、花魁の秋麗や影のある少女こゆき、用心棒の信二郎なども関わってくるようだ。

転生遊郭: Ghost Traveler』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに2025年発売予定だ。ダウンロード版のみが発売予定。公式サイト上では、Steam版の必要スペックも公開されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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