マルチ対応アイデア物理演算パズル『Q2 HUMANITY』正式リリース&なんと499円でセール中。自由に線引きひらめき重大ゲーム、最大4人でカオスにも遊べる
株式会社リイカは12月18日、パズルゲーム『Q2 HUMANITY』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchとなっている。あわせてアップデートも実施され、新たに「エクストラステージ」が実装された。
『Q2 HUMANITY』は、物理演算を採用したパズルゲーム「Q」シリーズの最新作だ。最大4人までのマルチプレイに対応している。本作は「ボールを5つ以上お皿に入れろ」などのステージごとに決められた目標を、ステージ上にタッチパネルやマウスで線を引くことでクリアを目指すパズルゲームだ。本作には物理演算が採用されており、プレイヤーが引いた線から、ステージ上のボールやコップなどの物体の動きまで物理演算に則った動きをする。さまざまな難題を物理演算を駆使し、自身の発想とひらめきでこなしていくのだ。
『Q2 HUMANITY』では、前作にあたる『Q REMASTERED』からシステムが刷新。ステージに線を引いて攻略するという内容は変わらないものの、本作からプレイアブルキャラクターを操作することでステージを攻略するかたちへと変化した。プレイアブルキャラクターは、ジャンプのほか、物体を掴むことや、殴ることも可能。線を引くだけでなく、キャラクターを操作できることになったことで、攻略の幅が広がったかたちだ。
また、プレイアブルキャラクターは複数人存在する。ステージを攻略することによって開放が可能だ。操作するキャラクターによっては、特殊能力を持っているものもいる。特殊能力は、2段ジャンプができたり、磁力や重力を操れたり、物体を遠くに飛ばせたりとさまざま。ステージの攻略が難しいときは特殊能力を持ったキャラクターを使ってみるのもひとつの手だろう。
加えて、本作は最大4人までのマルチプレイに対応。線を引けるのはホストとなるプレイヤー1人のみとなるが、ほかの3名はキャラクターを使うことで攻略の手助けが可能となる。複数人でさまざまな能力を持ったプレイアブルキャラクターを使うことで、ステージを効率的に攻略、もしくは大きな混乱を起こすことができるだろう。
本作は2023年8月に早期アクセス配信が開始。2024年6月には最終ステージが追加。そして、12月18日に特別なエクストラステージを追加するかたちで正式リリースされた。エクストラステージはゲーム内で獲得したコインを消費して開放可能。特定のキャラクター専用のステージとなっており、新たな難題を楽しめる。
本作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で42件中97%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。レビューでは、能力を持ったキャラクターを操作するシステムになったことで、前作とは違う新たな攻略方法が複数生まれたことなどが評価を受けている。また、マルチプレイが追加されたことで、高難易度なステージを複数人で無理やりクリアすることが可能となった点も好評。ソロプレイや2人プレイだと高難易度なパズルゲームが、3~4人のマルチプレイだとワイワイ楽しいパーティーゲームになるといった楽しみ方の幅広さも新たな持ち味として評価されているようだ 。
本作は現在Steamウィンターセールで定価999円のところ、50%オフの499円で販売されている(いずれも税込)。また、前作にあたる『Q REMASTERED』のSteam版も同価格にてセール中。2本合わせて購入しても、1000円未満で入手することができるわけだ。この2作のセール対して、開発元のリイカは、「QとQ2は1000円(以下)で脳がべろべろになる自称高コスパゲー」であるとしつつ、2本で“せんべろ”してほしいとXにてポスト。また、それに合わせ新たなPV「Qはせんべろ」を公開している。気になった方は2本合わせてプレイしてみるのもいいだろう。
『Q2 HUMANITY』は、PC(Steam)/Nintendo Switchにて配信中。現在定価999円のところ、50%オフの499円で販売中だ(いずれも税込)。また、前作にあたる『Q REMASTERED』のPC(Steam)/Nintendo Switch版も同価格にてセール中となっている。セール期間はプラットフォームごとに異なるため、ストアページを確認してほしい。