チョコレート工場シム『Chocolate Factory Simulator』Steamにて来年1月7日発売へ。スチームパンクな工房で、ロボットの手も借りつつお客の喜ぶチョコづくり
パブリッシャーのPlayWayおよびデベロッパーのGames Incubatorは12月24日、チョコレート工場シミュレーションゲーム『Chocolate Factory Simulator』を2025年1月7日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『Chocolate Factory Simulator』は一人称視点で繰り広げられるシミュレーションゲームだ。舞台となるのはスチームパンク世界に存在するチョコレート工場。プレイヤーはこの工場にて、さまざまな種類のチョコを生産する。そんな工場には方々からチョコレートを求め、ありとあらゆる人々がやってくる。注文は客によって十人十色なため、客の好みを把握しつつチョコレートを生産するのだ。
ゲームプレイでは、客の注文を受け、各種材料を用いてチョコレートを作ることになる。しかしプレイヤーの仕事はそれだけではなく、機械を動かすために炉に燃料を入れたり、注文を取るために電話に出たりと、製造から販売までを一手に引き受ける。ときには炉の調子が悪くなるトラブルなどに見舞われることもあり、その際には修理までこなす必要がある。
なお作成するチョコレートのレシピについては、各材料や温める際の温度も細かく定められているものの、アイテムの本にていつでも確認可能だ。そしてチョコレートを成型した後は、ラッピングの装飾を選ぶこともできる。
そうして注文に応じたチョコレートを出荷して得られた収入で、道具や材料を購入することができる。購入できるものの中には、蓄音機や地球儀などといった装飾インテリアも存在しており、チョコレート工場を彩ることも可能だ。
ほかにもゲーム内には「ヌガー」と呼ばれる、チョコレートの生産を手伝ってくれるロボットが登場。ヌガーの能力をアップグレードさせてうまく使いこなすことができれば、チョコレートの生産がグッと楽になるかもしれない。
また史上最高のチョコレート工場を目指すにあたっては、評論家の評価も大事になるそうだ。自らのスキルをアピールするには、「Chocolate Factory League」なる場でランクを上げる必要もあるようだ。
『Chocolate Factory Simulator』はポーランド・ワルシャワに拠点を置くゲーム開発/販売会社、Games Incubatorによって手がけられている。Games Incubatorは動物保護施設運営シム『Animal Shelter』やクラブ経営シム『Disco Simulator』などの多数のシミュレーションゲームを手がけている。本作もシミュレーションゲームとして、同社の持ち味が活かされているのだろう。なお本作は今年の3月4日に正式発表されており、今回の発表では発売日が公開されたかたちだ。
『Chocolate Factory Simulator』はPC(Steam)向けに2025年1月7日にリリース予定。