異形の住みかローグライクホラー『廃層』Steamにて12月14日配信へ。怪物の巣食う建物での探索と戦闘、アイテムを駆使して最上階を目指す

個人ゲーム開発者のアンダードア氏は12月13日、『廃層』を12月14日にリリースすると告知した。化け物の住処の最上階を目指す、ローグライクアクションホラーゲームである。

個人開発者のアンダードア(UnderDoor)氏は12月13日、『廃層』を12月14日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。告知にあわせて、新しい画像や動画なども公開されている。

『廃層』は、アイテムや装備を駆使してランダム生成される化け物の住処の最上階を目指す、ローグライクアクションホラーゲームである。本作の舞台は、グロテスクな化け物たちの巣食う建物だ。本作でプレイヤーは、怪物たちの住処となった建物を探索して、重要書類を回収する。手に入れたアイテムでクリーチャーたちと戦いながら、最上階を目指して進むのだ。怪物との対峙やランダム生成マップの探索による、ホラーテイストなローグライクアクションが繰り広げられる。

プレイヤーは入手したアイテムや装備を活用して、ランダム生成される化け物の住処を攻略する。本作ではフロア内で武器や包帯など、さまざまなアイテムが獲得できるという。スクリーンショットでは、ヘルメットや靴といった装備品や、斧や鉈といったハンドアイテムが確認可能。敵がアイテム欄に干渉した時に300ダメージを与える「御札」など、特殊なアイテムも存在するようだ。本作ではアイテムや装備の所持状況も考慮して、斧や鉈で化け物と戦ったり、あるいは戦闘を回避したりしながら、最上階を目指していくわけだ。

要素としては、ステージをクリアするとスキルがアンロックされる。スキルとしては、敵が活動停止するとエネルギーを獲得するブレイカー、エネルギーによって攻撃力が増加するアタッカー、アイテム入手によってエネルギーが手に入るコレクターなどが存在。クリア時に手に入るスキルや組み合わせによって主人公が強化され、難しいステージもクリアできるようになっていくのだろう。

本作は、個人開発者のアンダードア氏が手がけている。過去作としては、スローモーション弾幕STG『変死体58番』や都市伝説風のホラーゲーム『音信』などをリリース。9log6名義では『傀儡の宿 – Kairai Inn -』『傀儡禁域』といったグロテスクな怪物と戦うローグライク要素のあるホラーテイストな作品もリリースしていた。

本作『廃層』は、アンダードア氏のX(旧Twitter)アカウントにて、10月頃から開発状況が伝えられてきた。動画やスクリーンショットでは、無機質な建物内に、おぞましい化け物たちが徘徊している。両者のコントラストや、人気のない建築物の雰囲気も本作の特徴だろう。なお同氏は本作のリリースが控える中、他のプロジェクトの準備も進めているそうだ。

『廃層』は、PC(Steam)向けに12月14日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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