“ターン制アクション”ローグライク『Enter the Chronosphere』Steamオープンβテスト開幕。自分が動けば時間も動く、撃ちまくりバトル

デベロッパーのEffort Starは12月6日、『Enter the Chronosphere』のオープンβテストをPC(Steam)にて開始した。

デベロッパーのEffort Starは12月6日、『Enter the Chronosphere』のオープンβテストをPC(Steam)にて開始した。本作はSteam向けに、2025年早期アクセスとして配信予定。Steamストアページによれば、ゲーム内は日本語表示にも対応する。

『Enter the Chronosphere』は、リアルタイムアクションとターン制タクティカル戦術を組み合わせた、見下ろし視点のローグライクゲームだ。本作でプレイヤーは個性豊かなエイリアンのヒーローたちを操り、古代の巨大構造物に侵入。時間を貪り、現実を歪める「Chronosphere」と呼ばれる空間を踏破していく。

本作の特徴となるのは、アクションとターン制の間をとったようなゲームシステムだ。本作では、プレイヤーが行動するたびに時間が進行。こちらが攻撃・回避・移動などを実行するまで敵は静止するどころか、空中を飛び交う弾丸やナイフまでその場に留まることになる。プレイヤーはこの仕組みを活かし、時間を味方につけて状況を見極めながらChronosphereを制圧していくわけだ。類似のゲームプレイとしては、プレイヤーが動いた時だけ周りの時間も動くFPS『SUPERHOT』を彷彿とさせる。

本作でプレイヤーが潜り込むChronosphereには、さまざまな時代のバイオームが存在。数百種類の武器・アイテム・アビリティが用意されており、光線銃やリボルバーから槍・脇差し・スズメバチまでバラエティ豊かなラインナップを組み合わせて利用できるとのこと。Chronosphereを攻略しミッションを達成していくなかでは、クルーの新しいアビリティやゲームモードなど、さまざまな要素のアンロックが進んでいく。

本作を手がけるEffort Starは、オーストラリアのメルボルンを拠点とするインディーデベロッパーだ。同スタジオは過去に、「コインを抱えたゴブリンとして冒険者から逃げる」ゲーム『Gobby’s Gold』や、「ガトリング騎士」として悪の軍勢と戦う『The Ballad of Sir Gatling』などをリリース。本作『Enter the Chronosphere』についても、プロトタイプ版がitch.ioにて公開されている。今回本作は、日本国内向けインディーゲーム番組「INDIE Live Expo 2024.12.7」でもトレイラーをお披露目。日本のユーザーに向けてもアプローチしているようだ。

『Enter the Chronosphere』はPC(Steam)向けに、2025年早期アクセスとして配信予定。現在Steamではオープンβテストを実施中だ。Steamストアページによれば、ゲーム内は日本語表示にも対応する。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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