右手異形化ホラーTPS『Dark Sector』Steamにて期間限定で無料配布中。遠隔操作ブーメランを駆使する異能シューター、物語は『Warframe』に繋がる
Digital Extremesは11月28日、『Dark Sector』の期間限定無料配布を開始した。配布期間は日本時間12月1日2時まで。通常価格は税込980円のゲームだ。Steamにログインし入手すると、期間終了後も保有しプレイできる。
本作は、SFホラーTPSだ。舞台となるのは、謎のウイルス「テクノサイト」に冒され正気を失った人々がうろつく東欧の架空の都市ラスリア。主人公となるヘイデン・テンノは消息を絶ったエージェントであるロバート・メズナーを探す任務のためにこの街を訪れるが、テクノサイトに感染してしまう。一方でヘイデンは秘密裏に開発されていたスーツ「プロト・アーマー」を着用することで、変質した右手にブーメランのような異形の武器「グレイヴ」を会得。グレイヴを駆使して戦い抜き、ラスリアの謎に迫っていく。
本作のゲームプレイは肩越し視点のTPSとなっており、カバーアクションを駆使しながら銃撃戦を繰り広げるオーソドックスなシステムだ。一方で先述したグレイヴはゲームプレイにおいても本作の特徴といえる。遠隔操作が可能なブーメランとなっており、ステージ内のギミックを利用して電撃や炎を纏わせることも可能。上手く活用して難局を切り抜けるのだ。
本作はPS3/Xbox 360向けに2008年に、Steamでは2009年に発売されたゲームだ。開発を手がけるDigital Extremesは、2013年より基本プレイ無料のオンラインTPSアクション『Warframe』を運営していることで知られるスタジオ。同作は、パワードスーツを着た戦闘種族「テンノ」となり宇宙にてミッションをこなしていくゲームだ。
そんな『Warframe』は、『Dark Sector』の初期構想をもとにしたゲームだという。“テンノ”という名称のほか、『Warframe』内にプロト・アーマーが装飾アイテムとして用意されているなど、ほんのりと要素も受け継がれている。ちなみに『Warframe』に向けては、今冬に新拡張「Warframe:1999」が実装予定。『Dark Sector』は同拡張に至るまでの物語となるそうで、このたび無料配布が開始された格好だ。
『Dark Sector』はSteamにて日本時間12月1日2時まで無料配布中。なおSteam版は日本語には対応していない。