“圧倒的に好評”エモ青春ゲーム『Until Then』最新アプデで日本語対応。平凡な高校生活と存在しないはずの記憶、「感情のジェットコースター」味わえる波乱の物語が日本語で楽しめる

『Until Then』はアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは男子高校生のマーク・ボルハとして日常を送りつつ、相次ぐ失踪事件や存在しないはずの記憶など、周りで起きる奇妙な現象に立ち向かっていく。

パブリッシャーのMaximum Entertainmentは11月23日、Polychroma Gamesが手がける『Until Then』のPC(Steam)版に向けてアップデートを配信。日本語を含む3言語の表示に対応した。

『Until Then』はアドベンチャーゲームだ。本作の舞台となるのは、フィリピンをモチーフとした架空の都市。同都市はとある大災害の影響を受けており、現在復興中となっている。プレイヤーは男子高校生のマーク・ボルハとして日常を送りつつ、相次ぐ失踪事件や存在しないはずの記憶など、周りで起きる奇妙な現象に立ち向かっていく。

ゲームプレイでは主人公のマークの視点で学校生活を送っていくことになる。マークはいわゆる平凡な高校生だ。友人らと遊びながら学校の課題をこなしたりして、日々をやり過ごしている。そんなある日、マークが通う学校に転校生のニコールがやってくる。ニコールとマークは初対面のはずだが、マークは不思議とどこかで会ったことがあるような感覚を覚えた。新たな出会いはマークの日常に変化をもたらし、やがて大きな事件へと発展していく。

本作は今年の6月にPC(Steam)/PS5向けに配信された。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約3850件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。またPS Storeのプレイヤー評価も4.89(5点満点)となっており、非常に高い評価を得ている。

レビュー内容では、ストーリーやキャラクター描写などが好評を博している。恋や友情、大切な人を失う悲しみなどを描いた物語に心を打たれたとする声が数多く存在。プレイ中は自分の感情がジェットコースターのようで、クリアまで夢中になって遊んだとする意見も複数見られる。またドット絵を活用し、フィリピン風の街並みを描いたアートスタイルも好評。フィリピンの高校生活を魅力たっぷりに体験できるとして本作を評価する声も散見される。

今回、そんな本作『Until Then』のPC(Steam)版向けにアップデートが配信。新たに日本語・中国語簡体字・フィリピノ語の3つの表示に対応した。本作は配信当初より日本語表示に対応予定とされており、今回ついに実装されたかたちとなる。本作は15時間超のボリュームのある物語重視のゲームということで、テキスト量は多め。アプデによって言語の壁を気にせず本作を楽しめるようになり、日本語ユーザーにとって喜ばしいことだろう。

なお本作はPS5版の日本向けストアページも存在しているが、本稿執筆時点ではPS5版はまだ日本語表示に対応していない様子。PS5版へのアップデート配信も期待されるところだ。

『Until Then』はPC(Steam)/PS5向けに配信中だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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