アクアプラス、なんと2015年に制作中止した『ジャスミン』の開発再開を発表。しかも『うたわれるもの』新作も発表

アクアプラスは11月9日、『ジャスミン』および『うたわれるもの 白への道標』を発表した。『ジャスミン』は2015年に制作中止となっていた作品。『うたわれるもの 白への道標』については2025年秋発売予定とされている。

アクアプラスは11月9日、新作タイトルとして『ジャスミン』および『うたわれるもの 白への道標(しろへのみちしるべ)』を発表した。『ジャスミン』は2015年に制作中止となっていた作品。『うたわれるもの 白への道標』については2025年秋発売予定とされている。

『ジャスミン』は、脚本を涼元悠一氏、カワタヒサシ氏が手がける新作タイトルである。プレスリリースでは「終わらない夏、あります。」という謳い文句が掲載。イメージイラストでは、森の先にひまわり畑が見える道を背景に、少女が振り返る夏の情景が描かれている。詳細は不明ながら、夏の物語がゲームとして繰り広げられるのだろう。


同作はもともと「ジャスミン(仮)」として、2011年にアクアプラスが新プロジェクトとして発表したタイトルだ。しかし2015年6月に、諸事情による開発中止が発表されていた。今回の発表では、制作中止の正式決定から9年越しに、開発再開決定となったわけだ。なお涼元悠一氏は、Keyの『planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜 』での企画・シナリオや、『うたわれるもの』シリーズのシナリオなどを務めてきたシナリオライター。カワタヒサシ氏は、アクアプラスにて長年活躍するイラストレーターである。


もう1本の『うたわれるもの 白への道標』は、『うたわれるもの』シリーズの最新作である。同シリーズは、Leafより2002年に発売された18禁のSRPG『うたわれるもの』に端を発するシリーズだ。シリーズとしては同作の発売後、全年齢のコンソール版の展開やテレビアニメ化、『うたわれるもの 偽りの仮面』『うたわれるもの 二人の白皇』といったシリーズ作品が展開されてきた。直近のシリーズ関連作『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』は、Steamのユーザーレビュー622件中80%の好評を得てステータス「非常に好評」となっている。

本作『うたわれるもの 白への道標』では、原案・脚本を菅宗光氏、キャラクターデザインをmi氏、オリジナルキャラクターデザインを甘露樹氏およびみつみ美里氏が担当。2025年秋の発売を目指して制作が進められているそうだ。

『ジャスミン』は、アクアプラスにより開発中。『うたわれるもの 白への道標』は、2025年秋にリリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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