海底ケーブル監視ホラーゲーム『These Darker Tides』Steamにて無料デモ版配信開始。ケーブルを狙うサメと、“不気味な何か”と

Pixel Drip Gamesは10月30日、『These Darker Tides』のデモ版を公開した。海底ケーブルの監視業務を題材にしたシミュレーター形式のホラーゲームだ。

デベロッパーのPixel Drip Gamesは10月30日、『These Darker Tides』のデモ版を公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム本編は2025年第1四半期にリリース予定となっている。

『These Darker Tides』は海底ケーブルの監視業務を題材にしたシミュレーター形式のホラーゲームだ。本作の舞台は深海にあるワークステーション。プレイヤーは新人監視員となり、深海生物から海底にあるケーブルを守る監視・保守業務を一任されることになる。具体的には、メインモニターに映る映像を切り替え、海底ケーブルの監視を行うのだ。監視しなければならない箇所は五つ。その箇所にあるケーブルは、サメなどの生物によって頻繫に攻撃をされ、それを止めないと壊れてしまう。そのため、フレアを発射して追い払う必要が出てくるのだ。


それ以外にも、モニターの映像を撮影するカメラも、時間経過で破損をしたり、汚れてしまったりするので、それの修理や掃除をしたり、発射したフレアのリロードをする必要があったりなど、やることに事欠かない。そうした業務をしつつ、監視対象の海底ケーブルを、シフトが終了するまで守り抜くとクリアとなる。また、トレイラーではサメや海中にいる生物とはまた違う、未知の生物の姿も確認できる。どういった恐怖体験がプレイヤーに待ち構えているのか、期待がかかる。

 


本作を開発しているPixel Drip Gamesは、過去にSCPを題材にしたホラーゲーム『SCP: Descent』や、無限に走行する機関車内で探るローグライクカードゲーム『Tempus Rail』など、さまざまなゲームをリリースしている。前者の『SCP: Descent』は恐怖演出や不気味な空気感、後者の『Tempus Rail』は世界観の独自性やゲームバランスなどが評価されており、本作でもそうしたホラーゲームづくりのノウハウが発揮されるのだろう。今回、そんな本作のデモ版が配信開始。約40分のボリュームがあり、本作のゲームプレイを体験可能だ。気になる人は試してみるのもいいだろう。

『These Darker Tides』は2025年第1四半期にリリース予定で、現在約40分のボリュームがあるデモ版が配信されている。対応プラットフォームはPC(Steam)で、言語は英語のみサポートされている。

Sen Yoshikawa
Sen Yoshikawa

シュミレーター系や作業系のゲームをしたり、絵を描いたり小説を書いたりなどしています。『トライブナイン』の辰沼龍斗がとにかく好きです

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