パブリッシャーのRedSaw Games StudioおよびLogoi Gamesは10月29日、Steam向けに終末世界農場シム『Doloc Town』のデモ版を公開した。対応プラットフォームはPC（Steam）。リリース日は未定となっている。
『Doloc Town』は終末世界農業シム。舞台となるのは文明の崩壊する終末を迎えたあとの世界、いわゆるポストアポカリプス風の世界観のようだ。ゲームプレイは横スクロール形式で進行し、ピクセルアートで描かれた2Dグラフィックが特徴となっている。
プレイヤーは文明崩壊後の世界で、作物を栽培する農場を築くことができる。農場では植え付けから水やり、収穫といった一連の農作業が可能なほか、悪天候から作物を守ることも必要になるという。さまざまな建物を建設ながら施設をアップグレードし、施設を拡張するためのツールを作成。そうして荒廃した土地を農業の楽園に変えることを目指す。
農場を建築するためのリソースは、探索や列車や橋の残骸から作られた終末後の“聖域”、「Doloc Town」の住民との交流で手に入れることができるという。タウンの住民たちの物語を知ることが、世界に隠された秘密を解き明かすことに繋がるそうだ。
世界には入り組んだ渓谷、危険な湿地帯、放棄された遺跡といったロケーションも待ち受けている。中には手つかずの遺物や宝が眠っているが、弾幕を展開する敵対的なドローンなどが障害としてたちはだかる。主人公は二段ジャンプや壁張り付きといったアクションも可能であるが、仲間ドローンをアンロックすることで戦闘を行うこともできる。ドローンに搭載する武器をアップグレードしたり、状況に合わせて変更することで、弾幕をかいくぐりながら攻撃するアクション要素も楽しめるようだ。
開発を手掛けるのはRedSaw Games Studio。『Doloc Town』は同スタジオにとって初の単独プロジェクトであるとのことで、その開発には約3年の年月を費やしているという。また本作は現在デモ版を公開中。デモ版のプレイ時間は約3時間を想定しており、本作のストーリーの導入や農業、建築、資源収集、戦闘といったゲームの核となる内容を体験できるものになっているという。フィードバックも随時受け付けているとのこと。興味のある方はダウンロードしてみるとよいかもしれない。
『Doloc Town』はPC（Steam）にてリリース予定。現在はデモ版が公開されている。
