ローグライト白猿アクション『ダンジャングル』、Steamにて高評価スタート。武器や呪文を結合・強化し、失敗から学びジャングルの最奥へ
パブリッシャーのAstrolabe Gamesは10月23日、ローグライトアクション『ダンジャングル』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はリリース後さっそく、ユーザーから評価を受けている。
『ダンジャングル』は横スクロール形式の2Dローグライトアクション。プレイヤーが操作するのは白い毛をした猿だ。探検に行ったまま戻ってこない人間の友人を見つけるため、ジャングルの奥深くへと冒険していくことになる。
ジャングルは寺院や地下室といったダンジョンで構成され、あらゆる種類の奇妙な敵や、たくさんの武器や呪文、そしてボスが待ち受けている。ダンジョンはプロシージャル生成されるため、プレイするごとに毎回違った体験が味わえる。
またダンジョン内にはチェックポイントは存在しないため、死んでしまった場合は最初からやり直す必要がある。しかし進行度による武器や呪文のアンロックといった要素が存在。何度もやられながらも少しずつダンジョンの攻略法を学び、最奥を目指していく。
ダンジョン内で拾えるものは剣や盾といった武器のほかに、さまざまな呪文も存在。火でモンスターを燃やしたり、氷を使って速度を落としたり、雷でショックを与えたり、風を使ってモンスターを吹き飛ばしたりすることが可能だ。これらの武器や呪文は結合することで、より強力なものにアップグレードすることも可能。
本作は10月23日に早期アクセス配信を開始。さっそく好評を博しており、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約180件中97%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。早期アクセス段階ながら完成度の高い内容となっており、プレイしたユーザーからは高く評価されているようだ。
寄せられたユーザーレビューでは、2Dローグライトアクションとして多くの共通項を持つ『Dead Cells』のようなゲームプレイであると本作を形容する声も多い。武器をアップグレードし、同じ武器に異なる属性を加える事のできる要素など、本作の独自性を評価するレビューも多く見られ、今後のアップデートに期待する声も寄せられている。
本作は現在早期アクセス配信中であり、期間は約6か月から8か月ほどを予定しているという。早期アクセス開始時点では、8体のボス、50以上のモンスター、75以上の遺物に加え、武器や副武器、3つのクラスが実装済み。ゲームの基盤となる部分はすでに完成されており、早期アクセス時点で最初から最後までプレイが可能であるとのこと。正式リリースまでに新たなバイオームや武器、クラスなどといった要素をアップデートで実装していく予定であるという。
本作を手がけるのはアルゼンチンを拠点とする個人開発者Bruno Bombardi氏。本作には5年の歳月を費やしたという。過去にはSteamにてパズルプラットフォーマー『Trials of Azra』をリリース。レビュー件数こそ少ないものの「非常に好評」ステータスを獲得するなど高い評価を受けていた。『ダンジャングル』はAstrolabe Gamesのパブリッシングのもと、Bombardi氏の得意とするピクセルアートがふんだんに生かされた新作となっている。
『ダンジャングル』はPC(Steam)にて早期アクセス配信中。通常価格税込1200円のところ、リリース記念セールとして10月30日まで10%オフの1080円で購入可能。