SCPサイコホラーゲーム『家へ帰れ、アニー』12月3日リリースへ。“使い捨て”人員として超常現象をテストしつつ、財団に隠された謎を解き明かす

Nordcurrent Labsは10月25日、『家へ帰れ、アニー(Go Home Annie)』を12月3日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)で、日本語表示に対応する。

パブリッシャーのNordcurrent Labsは10月25日、『家へ帰れ、アニー(Go Home Annie)』を12月3日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)で、日本語表示に対応する。またコンソール版は2025年に発売予定。

『家へ帰れ、アニー』は、一人称視点で繰り広げられるパラノーマル・サイコスリラーだ。本作では「SCP財団」の世界設定をもとにしている。「SCP財団」の世界では、「財団」と呼ばれる組織が世界にはびこる異常存在(SCiP)を、独自のプロトコルで確保、収容、保護する。それらの異常存在は、場合によっては人類の存続を脅かすこともあるため、決められた手順に従い慎重に扱う必要がある。主人公であるアニーは、そんな異常存在を扱う財団のDクラス職員。基本的には命すら顧みられることもない、いわば“使い捨て人員”だ。


本作では、超常現象を再現する「複製部門(Replication Division)」が存在し、アニーはそこで働いている。アニーは再現された超常現象のテストを任されており、謎を解いたり、奇妙な存在と会話したりする。そうして複製部門に隠された秘密を解き明かしていくこととなる。

ゲームプレイは一人称視点で進行。施設の探索をするにあたっては、オリジナルの異形の存在や、「SCP財団」における既存の異常存在も登場するという。プレイヤーは、そうした存在を駆使してパズルを解いていくこととなる。なお『家へ帰れ、アニー』では、SCP財団の世界観に馴染みのあるプレイヤーにとって「驚きの変更」が加えられているとのこと。本作の設定である超常現象の再現は、本来の「SCP財団」の理念に沿わないようにも見える。そうした背景を含めて、本作の物語には何らかの仕掛けが施されているのだろう。。


本作を手がけるMisfit Villageは、クロアチア・ノヴスカに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。同スタジオは2015年からPCやモバイル向けに数々のゲームを開発した実績があり、特にホラーにはこだわりがあるとのこと。Misfit Villageの新作となる『家へ帰れ、アニー』では、「SCP財団」をテーマとして、そのこだわりが表現されるかたちだ。

『家へ帰れ、アニー』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに12月3日リリース予定。またコンソール向けにも2025年発売予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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