なんでも食べて巨大化スライムアクション『UniverseSlime』発表。星になりたいスライムが日本風の街を破壊し飲み込み、ひたすらに巨大化を目指す


個人ゲームクリエイターのMashPotato氏は10月24日、イートホール系アクションゲーム『Universe Slime』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5で、2025年配信予定。

本作は、スライムのような物体を操作して、あらゆるモノを吸い込んでいく作品だ。ステージには、フォトリアルな日本風の街が用意される。


『Universe Slime』の主人公は、星の成れの果てだという丸い物体だ。かつては豊かな星であったそうだが、今は小さなスライムのような姿をしている。本稿では便宜的にスライムと呼ぼう。スライムは、命が尽きかけた星に現れるとされ、その星のすべてを飲み込んでいく。

本作にてプレイヤーはスライムを操作し、現代の日本をイメージした環境のステージを探索しながら、モノを吸収していく。スライムは、自分より小さいモノは何でも吸収することが可能。トレイラーではコンビニの棚にある商品や、回転寿司店で流れている寿司、ベーカリーのパンなどをどんどん取り込んでいく様子が確認できる。


スライムには、身体を伸ばしてパンチするようなアクションがあり、これを使ってオブジェクトを破壊可能。トレイラーでは、クレーンゲームの筐体を割って中に侵入したり、店舗のドアを破壊したりする様子がみられる。スライムは、破壊され細かく砕けたオブジェクトも吸収できるため、自分より大きなモノはどんどん破壊していくことになるだろう。

モノを吸収するごとにスライムは徐々に大きくなっていき、それに従って吸収できるモノもより大きくなっていく。さらに、破壊アクションもより強力になり、大きな建物も崩壊させてしまう。また、スライムの身体が一定以上大きくなると、破壊するまでもなく建物のパーツを吸収できるようになるようだ。そうして街を飲み込み、やがて大陸、惑星自体をも取り込み、スライムは星になることを目指す。


イートホール系ゲームとして、本作に似たコンセプトの作品はすでにいくつか存在するが、本作では破壊というアクセントを加えて、爽快感をさらに高めているとのこと。また、フォトリアルな日本の街をステージにするというのも特徴のひとつ。開発にはUnreal Engine 5が用いられ、リアルな街並みが表現されている。

『Universe Slime』は、PC(Steam)/PS5向けに2025年配信予定だ。