2K発ローグライク対戦シューター『ETHOS計画(Project ETHOS)』発表。元『CoD』開発者率いるスタジオが手がける、PvPvEやトーナメントを戦うチーム制ヒーローシューター

2Kは10月18日、『ETHOS計画(Project ETHOS)』を発表した。ローグライク要素のある三人称視点ヒーローシューターだ。基本プレイ無料で配信予定。

パブリッシャーの2Kは10月18日、ローグライクヒーローシューター『ETHOS計画(Project ETHOS)』を発表した。PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料で配信予定で、配信時期は未定。

本作は、ローグライク要素のある三人称視点ヒーローシューターだ。開発は、2K傘下の31st Unionが担当。『Call of Duty』シリーズの開発元のひとつSledgehammer Gamesの共同設立者Michael Condrey氏を代表として2019年に設立され、本作がデビュー作となる。

*海外メディアIGNによる先行プレイ映像

『ETHOS計画(Project ETHOS)』の詳細についてはまだ多くは公表されていないが、現在PC向けにプレイテストが実施されており、海外メディアIGNなどがその内容を報じている。プレイヤーキャラクターには、現時点で6体のヒーローが収録され、それぞれに固有の武器とアビリティが存在する。俊敏性が高かったり、サポート能力を有していたりなど、ヒーローごとに個性付けがなされている模様である。

本作は3人チームを組んでプレイでき、ゲームモードにはTrialsとGauntletという2種類が用意。TrialsモードはPvPvE形式となり、試合では経験値を貯めてレベルアップすると、ランダムに3つ提示される中からアップグレードを獲得できる。たとえば武器の性能を高めたり、新たな効果を追加したりなどのアップグレード要素が存在するようだ。

プレイ中にはマップの各所でランダムイベントが発生し、目標を達成すると武器強化や経験値ブーストなどを獲得。また、Coreと呼ばれるアイテムを入手できることもあり、アビリティの強化などの恒久的なアンロックに使用できる。Trialsモードには脱出シューターの側面があり、Core獲得後には任意で試合から脱出可能。その後試合には、順番待ちしていた別のチームが参加するかたちとなる。

 


もうひとつのGauntletモードでは、トーナメント形式でチームとして勝ち上がっていくことを目指す。Trialsモードのものよりも小規模なマップで戦い、脱出要素はなし。3ラウンド先取したチームが勝利だ。またラウンド間には、やはりランダムに3つ提示された中からアップグレードを獲得できる要素もあるとのこと。

ちなみに、本作を先行プレイした海外メディアIGNは、ゲームプレイ自体は楽しめるものでありローグライク要素なども機能しているものの、本作でしか体験できない内容にはなっておらず面白みに欠けると評している。開発元31st Unionが設立された2019年当時のゲームで採用されていたメカニクスが多いように感じるというコメントも。もちろん、本作はまだ開発中の段階であるため、リリースに向けてどのように磨き上げられていくのか注目されそうだ。

『ETHOS計画(Project ETHOS)』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信予定。配信時期は未定だ。なお、現在PC(Steam)向けにプレイテストが実施されているが、残念ながら現時点で日本からは参加不可。ただ、今後対象国を増やしていく予定とのことである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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