人気協力プレイ専用アクション『It Takes Two』、なんと売上2000万本突破。発売3周年を迎えながらも、まだまだ爆売れ続く
デベロッパーのHazelight Studiosは10月17日、協力プレイ専用のアクションゲーム『It Takes Two』の販売本数が2000万本を突破したことを発表した。本作は、PC/PS4/PS5/Nintendo SwitchXbox One/Xbox Series X|S向けに販売中。2021年3月にリリースされており、約3年半での達成となった。
『It Takes Two』で主人公を務めるのは、離婚間際の夫婦であるメイとコーディの2人だ。とある出来事をきっかけに魔法で人形にされてしまった2人は、不思議な世界に閉じ込められてしまった。元の世界に戻ろうとする2人は、いやいやながらも協力して困難に挑戦していく。
本作は2人協力プレイに特化したアクションゲームになっており、ステージ攻略にはコーディとメイがお互いに協力し合うことが求められる。プレイヤー自身のことはもちろん、相手のプレイヤーのことを考えて攻略していく巧みなレベルデザインが本作の特徴となっている。離婚という普遍的なテーマをもとにしたストーリーも高く評価されており、2021年のThe Game AwardsではGame of the Yearに輝いた。またSteamユーザーレビューでは、記事執筆時点で約15万2000件中94%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。
2021年3月に発売された本作は、わずか1か月で売り上げ100万本を突破。発売から約1年後の2022年の2月には販売本数500万本に到達しており(関連記事)、その後も順調に売上を伸ばしている。発売後も継続的なアップデートが実施されており、Nintendo Switch版の発売に合わせ、全プラットフォームにおいて日本語対応も実施された(関連記事)。
そんな本作が2000万本を突破したかたち。発売3周年を迎えた2024年3月時点では販売本数1600万本と発表されていたため、それから400万本を上乗せしたことになる。SteamDBを確認しても、現在でもピーク時には1万人を超える同時接続プレイヤー数を記録。発売から3年が経過した本作ながら、いまだに高い人気を誇っており、それが今回の大台達成に貢献したのかもしれない。今後もこの数字は伸びていくとみられ、さらなる大台の達成も期待されるところだ。
『It Takes Two』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam/Origin)向けに配信中。