東方Project二次創作3D対戦アクション『幻想のヴァルキューレ』Steamにて10月18日正式リリースへ。メカ顔負けの、空中機動ハイスピード弾幕ごっこバトル


弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISM、および領域ZEROは10月16日、『幻想のヴァルキューレ』を10月18日にフルリリースすると告知した。同作は現在Steamにて通常価格税込2300円で早期アクセス配信中。フルリリースにあわせて、価格の変更も予定されている。

『幻想のヴァルキューレ』は、博麗霊夢や霧雨魔理沙などが幻想郷の空で高速弾幕ごっこを繰り広げる、東方Projectの二次創作・ハイスピード空中対戦シューティングアクションである。本作の舞台となる幻想郷では、突如隕石が飛来。金属の卵のような隕石はひび割れ、いくつもの光の粒となって力ある者たちの元へと飛んでいった。本作では新たな力を与えられた幻想郷の少女たちによる、「ヴァルキューレアームズ」と呼ばれる鎧の力を使った超高速の弾幕ごっこが繰り広げられる。

ヴァルキューレアームズを用いた弾幕ごっこは、対戦型のシューティングアクションとして展開される。本作でプレイヤーは、使用キャラクターを選択して対戦相手と戦う。アクションとしては、近接攻撃をおこなうアタック、弾を放つショット、強力な弾を放つスペル、回避動作をするステップなどが用意されている。各動作にはそれぞれモーションや隙が存在。ステップで敵の攻撃をよけつつ、隙を見て敵のHPを削ることで、勝利を目指すのだ。


特殊動作としては、ガードブレイク効果のあるチャージ近接攻撃や、攻撃動作の隙をキャンセルするステップキャンセルなども用意されている。キャラクターとしては、博麗霊夢/霧雨魔理沙/魂魄妖夢/パチュリー・ノーレッジ/レミリア・スカーレット/チルノ/紅美鈴/クラウンピースの8名などが登場。キャラクターセットアップでは各キャラクターで使用するアビリティ/スペルを設定できる。オンライン/オフラインでの1対1や2対2の対戦に加えて、ストーリーモードやトレーニングモードなども搭載されている。またプロの声優陣によるキャラクターボイスや、美麗な3Dグラフィックで表現されたキャラクターと幻想郷も特徴だろう。


本作は、ずっき氏による国内のゲーム制作サークル領域ZEROが開発している。過去作としては、『東方スカイアリーナ』シリーズや『マジカルバトルアリーナ』シリーズなど、二次創作の3D対戦アクションゲームを手がけてきた。

本作『幻想のヴァルキューレ』は、2022年10月にPC(Steam)向けに早期アクセス配信が開始された。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で500件中86%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。レビューを見る限りでは、プレイヤーからはグラフィックや細やかなアニメーションのほか、対戦ゲームとしての面白さが評価されている。また本作では早期アクセス配信の開始より、バランス調整やキャラクター追加を含む多数のアップデートが実施。2024年9月には正式版アップデートとして、日本語ボイスの実装やストーリーBOSSキャラクターの実装などがおこなわれており、すでに正式版に近い内容でプレイ可能になっているわけだ。


10月18日にはフルリリースにあわせてさらなるアップデートが予定されている。霊夢以外の各キャラクターストーリーの追加や、Wアタックの追加を含む多数の調整などが実施。あわせて価格が現行の税込2300円から、税込3000円へと変更される。また本作ではフルリリース後も、1人プレイ専用モード/対戦ステージ/スペル/ストーリーの追加や、システム/バランスの改善といった無料アップデートが実施予定であるそうだ。

『幻想のヴァルキューレ』は、PC(Steam)向けに10月18日フルリリース予定。通常価格が税込2300円から、税込3000円へ変更される。また10月20日開催の「第十一回博麗神社秋季例大祭」では、サウンドトラック/イラスト集が付属する本作のイベント限定プレミアムパッケージが販売予定。フルリリースを記念して、声優陣の直筆サイン入りポスターのプレゼントキャンペーンも実施予定とされている。